カラマツ黄葉の富士山五合目~奥庭・御庭その2 2013/10/27sun. [富士山]

●カラマツ黄葉の富士山五合目~奥庭・御庭 2013/10/27sun.(前回の奥庭自然公園からの続き...)

●御庭(山頂側)
奥庭駐車場からスバルラインを渡って山頂側を登り、御庭から御中道を目指そう。
30分程かけて約100mを登れば休業の御庭山荘(大沢崩れの分岐点)に到着する。
oniwaPA270032xga.jpg森の中を暫く歩けば視界が開けてカラマツの輝く道となる。

oniwaPA270033xga.jpg富士山には何故かハイマツが無い。カラマツが斜面を支配する。

oniwaPA270045xga.jpg廃屋となっている御庭山荘。

御庭山荘が休業してから相当の年数が経ったと思われるが、休業理由を考えてみた。
*七太郎尾根(しちたろうおね)から富士山頂に至るバリエーションコースがある事
*御中道は大沢崩れの通行止め前は富士を周回出来た事
*御庭林道を使い、スバルライン開通以前にバス運行があった事
等々から、かつては人通りもそれなりにあったのだろう。栄枯盛衰を感じる。
スバルラインの開通で一気に登山者の流れが変わった事が推察される。

 oniwaPA270082xga.jpg南アルプスの眺望。本栖湖が見える。

oniwaPA270083xga.jpgカラマツ黄葉の御中道を行く。

10時40分に五合目が見えてきたので、折り返して戻る事にした。

 oniwaPA270088xga.jpg富士山の寄生火山。モヤモヤとした水蒸気が湧いていたが大丈夫か?

 oniwaPA270092xga.jpg月(小さいが、)とカラマツ

oniwaPA270115xga.jpg11時過ぎ、御庭山荘前に戻ってきた。太陽もやっと逆光域から順光になりつつあります。

oniwaPA270128xga.jpg森林限界でハイマツの代わりに生えるカラマツ。厳しい気候、風、低温、雪、不安定な土壌が低木となる要因だ。

●再び奥庭自然公園(山麓側)
昼過ぎ、奥庭駐車場に戻り、一息入れた後、光線の具合も良くなっているだろうとの期待感を持って奥庭自然園に再び行く。
okuniwaPA270136xga.jpg朝は日陰だった天狗の岩にも光線が入りました。

okuniwaPA270140xga.jpgここが奥庭自然公園の定番スポット。厳しい自然に耐えているカラマツ低木と富士山がテーマだ。カメラマンさんが列を作っていましたね。

okuniwaPA270147xga.jpg快晴の富士山にはなかなか出会えないもの。このまま居たら赤富士となっただろうか?

奥庭駐車場に戻ったら、スバルラインの通行がひっきりなし。この駐車場も満車だ。
カメラマンも数多し。大砲2丁抱えた人や車から機材を出したり戻したりする年配の方々。機材凄いなぁー。
今回は高速が混雑する前に下山する。御庭、奥庭は初の訪問だったが、カラマツの植生が実に興味深い所だ。

【行程】
7:00富士スバルライン料金所 1,088m
7:15一合目下駐車場 1,291m
7:40大沢駐車場 2,020m
8:00奥庭駐車場 2,220m
8:15奥庭 天狗岩 2,170m
9:00奥庭駐車場に戻る
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9:20御中道を登る
9:54廃屋の御庭山荘 標高2,350mほど
10:15寄生火山
10:40五合目が見えたところで御中道引き返し
11:00御庭山荘
12:12奥庭駐車場戻り
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12:30奥庭自然公園
13:20帰路


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