霧の櫛形山 R2/10/24 [南アルプス]

●霧の櫛形山 R2/10/24
カラマツの黄葉を見に行った先は日本二百名山の櫛形山。晴れれば、南アルプスや富士の姿が見られると言います。
武漢コロナ禍で落ちた体力チェックを兼ねて、当初は池の茶屋登山口1860mから櫛形山2052mの高度差200m弱を登ろうと考えていましたが、池の茶屋林道に続くハズの櫛形山林道はみはらし平で工事通行止めで池の茶屋登山口まで行けません。
うーん、どうしようか?
幸い、みはらし平は北尾根登山道が通っていて、アヤメ平1900mに繋がっています。
みはらし平の標高は手許の高度計で1400m程ですが、ここから登りましょう。
ハードルは高度差600mと高くなりましたが、トライしてみます。尚、アヤメ平まで所要時間は95分と案内板には記されていました。
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【目的山域】
櫛形山アヤメ平 北尾根登山道ピストン

【天候】
霧のち晴れ

*北尾根登山道
先ずは中部横断自動車道・増穂ICから伊奈ヶ湖を目指します。途中に富士川町平林の棚田が広がっておりました。富士山は雲の中だったのが残念。
伊奈ヶ湖の先から林道となりましたが、幅は狭いし、道の橋は落ち葉で不明瞭。落ちているのが葉っぱなんだか石なんだか良く分からない状況だったので推奨速度20km/hをキープして運転しましたが、すれ違いとなったらどうしただろう?
林道通行止めで車を停めた所がみはらし平と言う処でした。「花の百名山」の田中澄江の句が書かれた鐘のついたモニュメントがある十数台の駐車スペースです。びっくりしたのが江ノ島のように南京鍵が並んでいた事!来るにも林道通過が大変なのにと思いました。
北尾根登山道を行くことにしましたが、直ぐにガスの中。眺望の無い中で1600mの標識、1700mでも標識。1800mでも標識がありました。100m登るのに30分掛かっています。アヤメ平には昼まで掛りそう。。。
kushiPA241122small.jpg霧の中で標高標識だけが頼り

kushiPA241124small.jpgやっと1700m、100m登るのに30分掛かっている

kushiPA241129small.jpgあと、ちょっと、、、だと良いな
*1900m前からカラマツ
カラマツ林が出てきましたが、雰囲気が違う。どのカラマツにもサルオガセがびっしりと付いているのです。幽玄の世界を見る事が出来きました。
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kushiPA241138small.jpg幻想的だ
*アヤメ平
カラマツ林の先に鹿の防御網があります。これがアヤメの食害対策なのでしょう。
扉を開けて先に進めば1900mのアヤメ平でした。
トイレもあって助かります。
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kushiPA241143small.jpg初夏にはアヤメ咲くところですね
*カラマツ林の中でUターン
アヤメ平で一休みした後に、頂上方面を目指しました。カラマツの古株もあり興味深いのですが、時刻はお昼。櫛形山頂上まで1時間程、裸山迄10分のポイントでありますが、初めてのお山であり、登りに時間が掛ったので無理せず下山とします。
kushiPA241148small.jpgカラマツの古株が多くあった

kushiPA241152small.jpgここらで帰りを考えて下山だなぁ
*富士山の眺望
下山も北尾根登山道です。帰りはガスが晴れて紅葉が綺麗です。
そして、富士山の眺望!櫛形山に登った甲斐がありました。
kushiPA241165small.jpgウメモドキの実かな

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kushiPA240207small.jpgおっ、富士山!
*みはらし平に戻る
14時過ぎに到着。5時間半弱の山旅でした。
富士山の眺望が良かった。
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櫛形山の山頂、原生林は来年以降のお楽しみにします。また、ルートも再検討しようっと。

【行程】
みはらし平発 8:40
標高1600 9:34
標高1700 10:01
標高1800 10:26
アヤメ平1900 11:10
カラマツ林 11:23
引き返し 11:51
みはらし平着 14:08

お供のカメラは
TG-5
EM-1 mk3 12-60mmSWD
でした。

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追記
未だ学術会議で野党、マスコミが問題にしていますけど、中国の野望は問題視していません。
中国は台湾、尖閣を力ずくで奪取しようとしています。米大統領選後のドサクサに紛れて動くかも知れません。
台湾の有事は日本の有事と成り得ます。マスコミ各社は中国の動きをウォッチしてもらいたいもの。


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