尾瀬、アヤメ平は秋へ R5年9月末 [尾瀬]

●尾瀬、アヤメ平は秋へ R5/9/30
長かった夏の空気がようやく秋の空気に入れ替わる時が来ました。
草紅葉のアヤメ平へのコースは鳩待峠から富士見峠のピストン。
ただ、季節の端境期のアヤメ平は霧の中。。。幻想の世界でありました。

【目的山域】
尾瀬国立公園 アヤメ平

【天候】
霧時々雨

*霧の湿原
出発時に鳩待峠からは至仏山の姿がチラっと見えたものの、林を進むうちに霧と相成りました。
一時間半ほど林道を登れば横田代の湿原ですが、霧で視界は10m程だったでしょうか。
アヤメ平から望めるハズの至仏山、燧岳は望むべくもありません。
P9302619small.jpg横田代

P9302670small.jpg晴れればアヤメ平の池塘越しに至仏山が望める

P9302646small.jpg燧岳のビューポイント、富士見田代
*湿原の植物
眺望が無いなら足元の植物鑑賞という事で、
P9302717small.jpgイワショウブの実
P9302702small.jpgチングルマ
P9302703small.jpgキンコウカ

*林道のキノコ
霧で視界が無い時はキノコ鑑賞も楽しめます。国立公園なので採取禁止ですが、見るだけならOK
注意すべきは木道が霧雨で滑り易い事でしょう。
P9302682small.jpgたぶん、キノコのたぐい

P9302723small.jpg苔とキノコ
P9302734small.jpgドクツルタケは白くて綺麗ですが猛毒です


【行程】
往路
鳩待峠 9:30
横田代10:50
アヤメ平
富士見田代12:00
富士見峠12:10

復路
富士見田代12:45
アヤメ平13:00
横田代14:15
鳩待峠15:40

お供のカメラは
TG-5でした。

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エーデルワイスに逢いに赤トンボ舞う至仏山へ [尾瀬]

●エーデルワイスに逢いに赤トンボ舞う至仏山へ
尾瀬の至仏山で一番人気と言っても良い花は日本のエーデルワイスと言われるホソバヒナウスユキソウ(細葉雛薄雪草)です。
この子に逢うためだけに至仏山に登るのもアリと思いますよ。

P7160952small.jpg
至仏山は7月1日から入山規制が解除されますが7月8日から15日まで雨の片品村でした。が、16日は晴れ予報です。
午前3時に戸倉第一駐車場に入るとほぼ満車状態でしたが、何とか隙間を見つけて駐車。因みに帰路に戸倉スキー場を見たらスキー場の駐車場も一杯でありました。
日の出前の4時半あたりから乗合タクシーの運行が始まりましたが、自分が乗車したのは2巡目の5時半くらい。6時に鳩待峠に到着です。

【目的山域】
尾瀬、至仏山

【ルート】
鳩待峠-オヤマ沢田代-至仏山 ピストン往復

【天候 R5/7/16藤原 標高700m】
晴れ、日照時間10.5h
最高気温30.8℃
最低気温17.8
最大瞬間風速5.4m/sec.北

*鳩待峠
何と鳩待山荘が建替え工事で解体作業でした。解体工事期間は7月3日から8月15日との事。
対面に新設されるらしい。
登山ポストに登山計画書を入れて至仏山登山開始。
エーデルワイス観察が主目的ですので、オヤマ沢を通って至仏山のピストンです。
入山すれば赤トンボ。稜線でも赤トンボの至仏山でした

P7162344small.jpg至仏山に入山すれば赤トンボ。トンボと一緒に登山しましたw


*オヤマ沢田代
オヤマ沢の標識を見ればオヤマ沢田代は近いのですが、そのオヤマ沢田代は鹿ネットに囲われておりました。
森林限界まで鹿が出没するのか。
オヤマ沢田代の先で笠ヶ岳への分岐がありますが、笠ヶ岳の登山道は雨続きの為に泥濘でしょう。登山者が居たので聞いたところ、20分で撤退したとかw
湿原はネットで覆われていましたがワタスゲのオヤマ沢田代でした。

P7162385small.jpgここでも鹿除けネット

P7162388small.jpgワタスゲ


*小至仏山まで
森林限界を超えた所でヘルメット装着。周りは高山植物の咲き乱れるお花畑です。
タカネニガラ、チングルマ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、コバイケイソウ、オゼソウ、タカネナデシコ、タカネバラ、ハクサンシャクナゲ、ヨツバシオガマ、タカネシオガマ、ホソバツメクサ、そしてお目当てのホソバヒナウスユキソウです。
蛇紋岩は滑り易いので怪我するより、小至仏山までの登山にして高山植物観察に時間を割くのもアリかも知れない。
P7162413small.jpg尾瀬ヶ原を見ながらコバイケイソウ

P7160932small.jpgチングルマの実

P7162563small.jpgハクサンイチゲ

P7160959small.jpgタカネバラ

P7162451small.jpgキバナノコマノツメ。スミレの仲間です

P7160972small.jpg日本のエーデルワイスと言われるホソバヒナウスユキソウ

P7160941small.jpg振り返って左の武尊山に右側に笠ヶ岳

P7160943small.jpg尾瀬ヶ原を見ながらも、こんなスリンリングな所もありますので登山ヘルメットを推奨します


*ホソバヒナウスユキソウを見ながら至仏山まで
約2億3000万年前に海底で形成された蛇紋岩は、約1億年前の隆起で至仏山をつくりました。
そのピークを見ると蛇紋岩がむき出しで、尾瀬ヶ原を望む東側はなだらかですが、西側は切り立っています。
因みに至仏山から尾瀬ヶ原に降りる事は出来ません。蛇紋岩は滑り易いですから登り専用です。
P7160992small.jpgハクサンシャクナゲ

P7160993small.jpg森林限界を超えても赤トンボの群れ

P7160952small.jpg蛇紋岩に咲くホソバヒナウスユキソウ

P7160998small.jpg至仏山のピークは尾瀬ヶ原に向かってなだらかですが、西側は急峻


*下山しながら
休憩後は小至仏山に戻って鳩待峠に下山です。
青空が綺麗だったのでTG5のLED照明をしながら高山植物と合わせて撮ってみました。
P7162543small.jpgタカネナデシコ

P7162546small.jpgホソバヒナウスユキソウ

P7162564small.jpgハクサンイチゲ

P7162573small.jpgチングルマ

【行程】
 6:15 鳩待峠1591m発
 7:45 オヤマ沢1980m
 7:53 オヤマ沢田代2040m
 9:25 小至仏山2162m
10:50 至仏山2228m
11:40 小至仏山2162m
13:45 鳩待峠1591m着


*片品村で見た天の川
至仏山下山後は尾瀬の山麓の片品村で宿を取りました。
新月に近い夜でしたので天の川観察です。

P7172582small.jpg桜と星の周回

P7171016small.jpg片品で見た天の川


お供のカメラは
EM-1 12-60mmSWD
TG-5
でした。

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追記

暑い日が続いていますが、これを人間活動のCO2排出が原因の温暖化・気候変動と考えるとコロナの二の舞になるかもしれない。
マスコミがコロナの恐怖を煽ってマスク警察、ロックダウン、他県狩り等あり、同調圧力の下mRNA注射で人口減・寿命減となりました。

同じ手口で気候変動(最近では地球沸騰化と言い出した)を煽っており、例えばギリシアそしてマウイ島ラハイナの山火事は気候変動のせいにしていますが、実態は火付け盗賊のような環境テロリストの仕業なのでしょう。

8月8日からのマウイの山火事ですが、時速100kmで広がるなんてあり得ませんし、海上のボートが燃えるのもおかしいし、富裕層の豪邸だけが燃えなかったのもおかしい。
火災警報も鳴らなかったし、予め道路は封鎖され脱出は出来ず、消火しようにも消火栓は空だったらしい。救助ボランティア活動は封鎖で入れないし、おまけに目撃者は逮捕され、火災保険も出ない事が決まっていたらしい。
更に2千人の犠牲者の可能性があるのにバイデン大統領はノーコメントを貫いている。


背景に世界経済フォーラムがこの地をスマートシティ・15分シティ化する計画があり、住民に土地を売れと迫っていたと言う。古くからの住民(おそらく米国併合以前からのハワイ王国時代からの子孫だと思います)は売らない。
想像ですが、業を煮やして表向きは山火事にして、ショックカノンかパルスレーザーを使って富裕層の豪邸を除いてグランドゼロ・焦土化したのかも知れません。となると米軍も加担しているか?911のようだ。
亡くなった方、行方不明の方に祈りを捧げたいと思います。

気候変動の為と称して世界経済フォーラムの言うワクパス、農業廃止、自動車所有禁止、自由な移動の禁止、個人資産所有禁止、宗教禁止等々が各国政府から宣言されるかも知れません。現在は管理された文明崩壊に進んでいると見える。

地球の歴史は気温が上下するのは当たり前。今は地磁気の減少で太陽風をもろに被っているし、太陽活動の極大期でもあります。
CO2は植物にとって必須ですし、脱炭素とか言い出すのは怪しい。農業が無くなれば待っているのは飢えと人口減だ。
思考を停止すると簡単に健康・気候変動ファシズムの罠に陥ってしまいます。


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水芭蕉咲く森 R4/5/3 [尾瀬]

●水芭蕉咲く森 R4/5/3
前日の尾瀬ヶ原の帰りは麓の片品温泉郷のペンションに宿泊でした。
帰りがけに越本地区の水芭蕉の森に立ち寄りました(GW中に水芭蕉を見るなら越本か大清水です)が、山沿いの天候は寒気が入ったためか、不安定なようです。
例年なら売店で清酒水芭蕉などお土産が買えるのですが、今年(コロナで昨年も?)は残念ながら売店休業の様子。
katashinaP5031058small.jpg
【目的山域】
片品村越本水芭蕉の森

【天候】
晴れ時々曇り

*片品温泉郷
片品川の流れを眺めながら早朝のお散歩です。人に出遭う事もなく、静かな雰囲気でした。
例年ならGW中は満開のソメイヨシノの花見が出来るのですが、既に散っています。
katashinaP5030810small.jpg片品川沿いの公園で残った桜でお花見。アヤメ平は雲の中

katashinaP5030818small.jpgヒトリシズカも咲いてます

katashinaP5030823small.jpg人には会いませんでしたが、キジには遭いましたw

*越本水芭蕉の森
暖かい日であれば土蛙がゲコゲコと賑やかですが、ちょっと寒気が入っていましたので静かな水芭蕉の森です。
此処の水芭蕉は約1万5千株の群生ですし、GW中に見頃なのが嬉しい所。
katashinaP5031050small.jpg1/125秒で通常撮影
katashinaP5031058small.jpgライブNDを使って手持ち1/8秒に挑戦

お供のカメラは
EM-1mk3 12-60SWD
TG-5
でした。

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追記
世の中はグローバル国際金融資本家の唱えるグレートリセットなる動きの中にある。思うのは彼等がいかに貪欲なのだろうかと言う事。
自分のモノは自分のモノ。人のモノは人減して自分のモノ。他国のモノは潰して自分のモノ。

コロナからワクチンを半ば強制し、打たなければサプライチェーンを破壊して食糧難を画策し人口減を諮る。
挙句にはロシアの資源を獲得しようとロシアをアゾフ大隊らネオナチ、生物兵器研究所を利用し挑発してウクライナで紛争。
米国でバイデンは第二次大戦以来の武器貸与法に署名した。これは軍需産業を中心とする米国軍産複合体(ネオコン)にとっても重大な意味を持ち、紛争を調停する気はサラサラ無い事が分かる。
更に、グローバル国際金融資本家は中国潰しを狙っているのではないだろうか?ロシアを潰した後は、日本を使って中国と軍事対峙させるかも知れない。
機先を制して中国は上海をロックダウンして米国向けの輸出を止めた?中国産の部品が無ければ米国も痛手を被るハズ。
日本はどんどん争いに巻き込まれる。キッシーはフィンランドのマリン首相と鼻の下を伸ばして握手している場合では無いと思います。

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雪融け始まる尾瀬ヶ原 令和4年5月2日 [尾瀬]

●雪融け始まる尾瀬ヶ原 R4/5/2
3年振りにコロナ規制の無いGW。規制が無ければ出かけたくなるもの。行先は尾瀬ヶ原です。
片品村のソメイヨシノはあらかた散ったようですが、戸倉第一駐車場から見たカラマツの新緑が新鮮です。只、寒い。
乗合タクシーで鳩待峠に上がって行けば、残雪の風景に昨日降った新雪がチラチラ。
晴れてはいますが、昼過ぎから寒気が入りそうなので昼前には帰投するよう注意しつつ、アイゼンを装着して出発。
06ozeP5021014small.jpg
【目的山域】
尾瀬ヶ原
鳩待峠-山ノ鼻-牛首-下ノ大堀川 往復

【天候】
晴れのち午後小雪舞う

*鳩待峠
鳩待山荘の宿泊営業は未だのようです。5月21日からとか。休憩所、売店のみの営業でした。
01ozeP5020677small.jpg前日の雪が残っていました

01ozeP5020682small.jpg至仏山は朝の段階ではガスってます


*山ノ鼻
残雪多い感じです。山小屋は3軒ありまして、皆、営業中。

*尾瀬ヶ原
残雪は多いけど、融雪も速い。
木道の下にプカプカ浮いていたペットボトルを発見!回収出来そうだったので拾って持ち帰りました。運が付いたかな。
03ozeP5020722small.jpg融雪が進んだスリリングな木道。雪の上を歩けるか?

04ozeP5020984small.jpg上ノ大堀川

04ozeP5020988small.jpg雪の上を移動して上ノ大堀川

05ozeP5020739small.jpg牛首を過ぎて下ノ大堀川に向かいます


*下ノ大堀川
水芭蕉と至仏山の定番ヴューポイントですが、勿論、水芭蕉は先の季節の話。
雪のある今だけ下ノ大堀川と燧岳の風景が見られます。
07ozeP5021044small.jpg定番ヴューの至仏山と下ノ大堀川

06ozeP5021039small.jpg水芭蕉がちらほら
06ozeP5021014small.jpgこの風景は雪の季節限定です。下ノ大堀川と燧岳のコラボ

お供のカメラは
EM-1mk3 12-60SWD
TG-5
でした。

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追記
ウクライナにNATO諸国が重火器援助とかに状況がエスカレートしています。イスラエルの特殊部隊もウクライナ入りしたとか。
軍産複合体、ジョージ・ソロスやクラウス・シュワブやらの貪欲な武器商人が喜ぶ在庫一掃セールのお金儲けのゲームが拡大中です。
核戦争の危機にあるのにどの国も武器商人に忖度して停戦調停に乗り出さない。
日本が停戦調停に乗り出せないかと思ってはいましたが、クラウス・シュワブが日本に来てキッシ―と会談して兵装をウクライナに出すとか言ってる時点でアウトです。
ひょっとしたら、5月24日はクワッドの会議が東京であり、バイデンも来ますので日本が狙われる可能性がある?欧米とは地理的に離れているから見せしめで打つ可能性はある?


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梅雨前線異常あり、秋の気配の尾瀬ヶ原 令和2年8月9日 [尾瀬]

●梅雨前線異常あり、秋の気配の尾瀬ヶ原 令和2年8月9日
東北南部は8月2日梅雨明けとなりましたが、東北北部地方の梅雨明けは無いまま。
更に台風4号からの低気圧の影響もあり、8月7日の立秋を過ぎても梅雨明けせずに推移しています。このまま秋雨になってしまふ?
当初は梅雨明けの太陽を期待して至仏山頂を目指す予定でいましたが、尾瀬もその梅雨前線?の影響をまともに受けて雨でしたので再び尾瀬ヶ原へ。
戸倉第一駐車場は三連休もあってか満車に近い。帰りに見たところ、第二駐車場にも入庫があった程の久しぶりの賑わいの尾瀬でしたが、団体ツアーさんは未だ居ません。尚、竜宮の公衆トイレは今シーズン閉鎖です。
花の主役も二週間ほどで様変わりでした。オゼミズギク、サワギキョウ、ワレモコウが尾瀬ヶ原の主役になりました。
ozeP8091083small.jpgサワギキョウ
【目的山域】
尾瀬ヶ原 下ノ大堀川までピストン

【天候】
小雨時々止む
気温23℃ 13時40分 山ノ鼻

*鳩待峠-山ノ鼻
至仏山はガスガスで山体は見えず。
木々の葉から落ちた雨雫がレインハットに当たってポタッと音がします。
途中のテンマ沢では水芭蕉の刈り込みが実施されておりました。ツキノワグマが水芭蕉の実を食べに来るので、人と熊が出遭わない為の予防措置です。

ozeP8090724small.jpgテンマ沢の刈られた水芭蕉。ちょっと残念ですが、熊には会いたくないですね
ozeP8090721small.jpg小さな花はママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)かなぁ?


*研究見本園は実質閉鎖
山ノ鼻から至仏山方面に広がる湿原が研究見本園です。
ツキノワグマの目撃多数の為閉鎖でしたが、至仏山登山者のみ通行可でした。その場合でも速やかな移動が求められます。
昼過ぎに銃声が遠くに聞こえたのでしたが、相手は熊か鹿か?実弾か空砲か?までは分かりません。
それにしても対策の本気度が伺えます。
ozeP8090745small.jpg研究見本園入口、この先立ち入り無用


*オゼミズギク(尾瀬水菊)
尾瀬ヶ原に入って最初に目についたのがオゼミズギク。ヒョウモン蝶もお気に入りの御様子。
ozeP8091174small.jpg


*コムラサキ(小紫)
紫色が何とも言えずに鮮やかです。コムラサキさんの先にあった黒いのはツキノワグマの糞?尾瀬一帯は熊の生息域なんです。
ozeP8091063small.jpg

ozeP8091014small.jpg黒い落とし物の主はツキノワグマ?


*ワレモコウ(吾亦紅)
アキアカネが停まれば絵になります。
ozeP8090755small.jpg

ozeP8091027small.jpg

ozeP8091055small.jpg


*サワギキョウ(沢桔梗)
美しいものには毒がある。アルカロイドを持つそうな。
ozeP8091083small.jpg尾瀬ヶ原の主役になっていました


*秋の気配
下ノ大堀川ではススキが風に靡く。秋の気配を感じる時でした。
ozeP8091109small.jpg下ノ大堀川に咲いているオゼミズギク

ozeP8091129small.jpg暑いんですけど、秋ですね


*イワショウブ(岩菖蒲)
花蜂が突撃中!
ozeP8091137small.jpg


*ヒツジグサ
開花見頃の長い花です。7月上旬~9月上旬までイケる。
ozeP8091073small.jpgアメンボがいた

ozeP8091159small.jpgミツガシワの葉とヒツジグサ


*マルバタケブキ(丸葉岳蕗)
1メートル程の大きさなので存在感があります。ヒョウモン蝶と戯れてみました。
ozeP8091197small.jpg


【行程】
9;00 鳩待峠発
10:00山ノ鼻着
11:35牛首分岐
12:00下ノ大堀川着
13:30山ノ鼻着
14:24鳩待峠着

お供のカメラは
テレマクロ担当E-M1 70-300mm
広角、接写担当TG-5
でした。


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追記
マスクは乗合タクシーや休憩所で必要です。更に宿泊のお宿では検温もあります。
尾瀬の木道歩きでもマスクしている登山者は多く居られました。しかしながら、レインウェアを着ておまけにマスクはウレタンでも流石に暑い。
そこでマスクは顎まで下げて、すれ違う場合だけマスクをキチンと着用する作戦にしました。が、帰りの鳩待峠までの登りはすれ違いでマスクを付ける機会が多くなり、最後は汗だくでの帰路と相成りました。


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尾瀬の麓の片品は百合の盛り  令和2年7年26日 [尾瀬]

●尾瀬の麓の片品は百合の盛り R2/7/26sun.
尾瀬帰りで宿泊する尾瀬の玄関口にある片品温泉郷です。
雨上がりの花々が紫陽花から百合、花豆が咲き、楽しく散歩が出来る。尾瀬からの帰りのcool downに丁度良い。
katashinaP7260993small.jpg

katashinaP7261002small.jpg山百合

katashinaP7260995small.jpgコバキボウシもユリ科です。花蜂が突撃中


katashinaP7261013small.jpg紫陽花も片品では健在ですし、

katashinaP7261004small.jpg秋桜も咲いている

katashinaP7260691small.jpg花豆に花蜂。花豆は片品の特産です
お供のカメラは
テレマクロ担当EM-1 70-300mm
広角、接写担当TG-5
でした。


---
追記
武漢コロナ第二波による感染者が急増しております。
もし長梅雨による日照不足によるビタミンD減少の免疫力低下が原因なら、梅雨明け2週間が経った今、再び日光浴によるビタミンD増加による免疫力アップで感染者数は減少して行くのではないでしょうか?
でも、熱中症にはご用心あれ。


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ハクセキレイの木道散歩~尾瀬ヶ原 其の2 令和2年7月 [尾瀬]

●ハクセキレイの木道散歩~尾瀬ヶ原 其の2 R2/7/25sat.
雨の尾瀬ヶ原を歩いています。団体さんのツアーも無くて静かな木道を歩く主役はハクセキレイ。
前回は尾瀬ヶ原の花を紹介しました。今回は鳥、昆虫編です。
ozeP7250843small.jpg
【目的山域】
尾瀬ヶ原周回

【天候】

気温18℃ 山ノ鼻の温度計表示9時

【行程】
7:50鳩待峠1591m発
9:00山ノ鼻1399m
10:35牛首
11:40竜宮
12:10ヨッピ橋
14:10山ノ鼻
15:30鳩待峠

*野アザミとトンボに蜂
ozeP7250790small.jpg山ノ鼻の野アザミにアキアカネが留まっています
ozeP7250919small.jpg原の中では花蜂が蜜集めに忙しい

*クガイソウに蝶
ヒョウモン蝶がクガイソウに留まっています。2羽の蝶がシンクロしているように同じ態勢で花の蜜を吸っているのが面白い。
ozeP7250670small.jpg

ozeP7250807small.jpgシンクロしてます


*モウセンゴケの捕食
栄養の乏しい高層湿原の尾瀬ヶ原ならでは食虫植物のモウセンゴケが見られます。
丸葉と長葉がありますが、写真はマルバモウセンゴケ。
捕食後、日数が経っている様で虫は干からびていた。
ozeP7250935small.jpg


*ニッコウキスゲに蜂
花蜂がニッコウキスゲに突進中!
ozeP7250924small.jpg


*カルガモ
大堀川ではカルガモ親子が遊泳しておりました。が、親鳥だけ離水してヒナだけで遊泳しています。
ozeP7250868small.jpg


*ハクセキレイの木道散歩
チッチッと囀りながら誰も居ない木道をハイカーに代って散歩して行くハクセキレイ。ちょっと待ってよと後に続く自分。胸キュンのひとときでした。
ozeP7250843small.jpg

ozeP7250847small.jpg


お供のカメラは
テレマクロ担当EM-1 70-300mm
広角、接写担当TG-5
でした。

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追記
今回の山旅には新調したキトラパック40Lをデビューさせました。十数年愛用したチャチャパックの内側の防水コーティングがボロボロに剥げ落ちて来た為に交代です。モノ自体は2019年の消費税増税直前に買ってあったのですが、武漢コロナ禍でデビューが延び延びになっていました。
キトラパック40Lを使ってみると、2気室の下に入れていた雨具類にアクセスし易いですし、お尻からザックのレインカバーが出てきてサッとザックをカバー出来て良いですね。道具の進化に感心した尾瀬の山旅でした。


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保護下のニッコウキスゲ~尾瀬ヶ原 其の1 令和2年7月 [尾瀬]

●保護下のニッコウキスゲ~尾瀬ヶ原 其の1 R2/7/25sat.
本年令和2年は梅雨明けの気配の無いまま、7月の連休となってしまいました。本来なら夏の太陽がギラギラしているはずの季節です。
雨の中、Go toだ、東京の武漢ウィルス感染者増加で矛盾する状況で悩んだものの尾瀬ヶ原に参りました。
朝に玄関口の戸倉第一駐車場985mに到着しましたが、半分以上空いています。
尾瀬の主役の花はアブラガヤ、コバキボウシ、キンコウカ、ネジバナ、ヒツジグサ等々となりました。
注意すべきは武漢ウィルス禍の中で幾つかの山小屋は休業していますし、竜宮の公衆トイレはクローズの案内がされ、おまけに龍宮小屋も今シーズンはお休みなので行動範囲に制限が掛るかもしれません。
ozeP7250886small.jpg

尚、乗合タクシー、休憩所ではマスク着用です。

【目的山域】
尾瀬ヶ原周回

【天候】

気温18℃ 山ノ鼻の温度計表示9時

【行程】
7:50鳩待峠1591m発
9:00山ノ鼻1399m
10:35牛首
11:40竜宮
12:10ヨッピ橋
14:10山ノ鼻
15:30鳩待峠

*鳩待峠から山ノ鼻
上下のレインウェアとレインハットに身を包み鳩待峠を出発。尾瀬ヶ原の山ノ鼻まで3.3kmの峠下りの道ですが、ウグイスの囀りを聞きながら行けば雨の道も楽しいもの。
山ノ鼻近くになると大きなオオウバユリ(大姥百合)が咲いています。
ozeP7250448small.jpg


*野アザミ
山ノ鼻の辺りは野アザミの真っ盛り。大堀川でも咲いていました。
ozeP7250939small.jpgニッコウキスゲと野あざみ


*コオニユリ
尾瀬ヶ原に入って迎えてくれたコオニユリ。
ozeP7250796small.jpg


*コバギボウシ(小葉擬宝珠)
ユリ科の紫色の花が見応えあります。今までは蕾しか見ていなかったので収穫です。
ozeP7250794small.jpg


*キンコウカ(金黄花)
湿原に見事な黄色のキンコウカ。
ozeP7250818small.jpg

ozeP7250902small.jpgニッコウキスゲとキンコウカのコラボ


*ネジバナ(捩花)
ピンク系のサワランに代ってネジバナが多く見られます。多くはピンク色ですが、竜宮近くでは白い花もチラホラ見かけました。
ozeP7250828small.jpg

ozeP7250912small.jpg白いネジバナは珍しい


*ニッコウキスゲ
尾瀬ヶ原の夏の主役のニッコウキスゲは何処へ行った?シーズン終わったか?尾瀬沼の大江湿原行くべきだったか?
大堀川まで来ると長い保護柵が川沿いに新設されてありました。ニッコウキスゲを鹿の食害から守るために今年令和2年に設置されたとあります。
とうとうニッコウキスゲは保護下に置かないとならない立場になったのです。
効果はテキメン!牛首~竜宮間の咲いていたキスゲは数株だったのが、ヨッピ橋~牛首間ではカウント出来ないくらいに咲いていました。黄色い絨毯の如くキスゲが復活する日が来るかもしれません。
ozeP7250544small.jpg長い柵だ

ozeP7250661small.jpgニホンジカがニッコウキスゲを食べてしまうんです
ozeP7250947small.jpg柵のおかげでニッコウキスゲに逢えた


*カキラン(柿蘭)
レアな存在のカキラン。草に隠れて見つけ難い。
ozeP7250662small.jpg


*ヒツジグサ(未草)
午後になると咲くヒツジグサを蕾から時間を追ってみました。
ozeP7250826small.jpg10時10分未だ未だ蕾
ozeP7250588small.jpg11時20分開き始め
ozeP7250909small.jpg11時30分ちらほら咲いた

ozeP7250978small.jpg午後には立派に咲いている。池塘には雨の波紋


*オゼコウホネ(尾瀬河骨)

ozeP7250825small.jpg嘗ては多く咲いていたオゼコウホネだけれど、近年は出遭える確率が減ったような


お供のカメラは
テレマクロ担当EM-1 70-300mm
広角、接写担当TG-5
でした。

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追記
共同によると、
"環境省信越自然環境事務所は1日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウ19羽を、北アルプスの乗鞍岳から長野県の中央アルプス駒ケ岳にヘリコプターで移送した。1週間ほどケージ内で過ごして環境に慣らした後に放鳥、中アでの群れ復活を目指す。"

だそうだ。中央アルプスで雷鳥に逢いたいですね。


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台風6号の影響は? 夏の尾瀬ヶ原行き 令和元年7月 [尾瀬]

●台風6号の影響は? 夏の尾瀬ヶ原行き R1/7/27
今週末は痛めた足のリハビリを兼ねて尾瀬ヶ原です。当初は梅雨は明けて晴れの予報でした。が、台風6号が発生。雲行きが怪しくなりました。
夜中、関越道は大雨。波乱含みの尾瀬行きスタートです。
沼田インターを降りて国道沿い"わたすげの湯"あたりで道路を渡るニホンサルを見た。
尾瀬の入口である戸倉駐車場に到着する夜明けの頃は曇り。ひょっとしたら、行動時間中はなんとか降雨に遭わずに済むかも?


【目的山域】
尾瀬ヶ原


【ルート】
鳩待峠1591m-山ノ鼻1409m-竜宮 往復

【天候】
曇りのち晴れ!のち雨
気温 23℃ 山ノ鼻ビジターセンター 13時

*鳩待峠から山ノ鼻まで
戸倉駐車場から鳩待峠までは乗合タクシーで約20分。曇ってはいますが、降雨には至らず。
痛めた右ひざをストックでカバーしながら、尾瀬ヶ原の玄関の山ノ鼻へ向かいます。
木道はウェット状態でしたので、スリップに厳重注意しながらの歩行でした。
山ノ鼻に近づけば雲の間から青空が覗く。そして、山ノ鼻に到着すれば晴れ!ラッキーな展開となりそうです。
ozeP7271832small.jpg出発時はガスガス


*山ノ鼻でアサギマダラ
休憩していたら、野アザミに吸密しているアサギマダラを見つけました。あまり人を恐れないのか近寄っても逃げません。写真を撮るにはラクですね。
さて、このアサギマダラは渡りをする事で知られています。日本本土から南西諸島、台湾まで飛行するとか?移動にかける情熱たるや感服いたします。
ozeP7271871small.jpg野アザミ

ozeP7270572small.jpgこの子は何処から飛翔して来たんだろう?

*山ノ鼻から竜宮 往路
山ノ鼻を出発すると直ぐにコオニユリが出迎えてくれました。
尾瀬ヶ原では、カキツバタ・アヤメの見頃は終わっていて、キンコウカが咲き始めています。
歩いているうちに至仏山、燧ケ岳の山頂に掛っていた雲は取れていき、大堀川に着くころには青空が広がりました。
ozeP7270575small.jpgコオニユリ

ozeP7270577small.jpgカキツバタのシーズンは終了する中で残って咲いていた株

ozeP7270580small.jpgアキアカネ

ozeP7270596small.jpgナガバノモウセンゴケには白い花が咲いていた

ozeP7271897small.jpgトキソウ

ozeP7271914small.jpgイワショウブも咲き出した

ozeP7271920small.jpg池塘越しに燧ケ岳

ozeP7270659small.jpgキンコウカの群落

ozeP7270668small.jpg

ozeパノラマ1small.jpg至仏山を望む大堀川のパノラマ


*池塘にはイモリ
休憩していたら、水の中をゆっくり進むイモリを発見。至近距離だったので池塘でのモデルになってもらいましたw
ozeP7271937small.jpg

ozeP7271936small.jpgぬぅっと水面から顔を出すイモリ


*ニッコウキスゲの残念な現実
7月の中旬から下旬に夕張メロン色に尾瀬ヶ原を彩っていたニッコウキスゲ。特に大堀川から竜宮の辺りの絨毯が絶景でした。
確かにニッコウキスゲには当たり年と外れ年があって、今年はどうかな?と楽しみにしていました。
が、今年は外れ年以上にニッコウキスゲの株が少ない。ニッコウキスゲのシーズンも終わり近いにせよ、カメラの視野に入る個体は1輪2輪3輪・・・以上カウント終了。

ozeP7270634small.jpg
所謂、鹿の食害です。竜宮あたりでは鹿がヌタを作ってグチャグチャ状態。水芭蕉を食うわ、ニッコウキスゲを食うわで崩壊の危機にあります。
本来、寒冷地の尾瀬には鹿は居なかったのですが、温暖化で鹿が侵入し2010年辺りから被害が拡大しています。
鹿に個人的な恨みは無いけど、大人しくしていなさい。
ozeP7271979small.jpg竜宮近くのヌタ場

この日は標高の高い尾瀬沼(1660m)のニッコウキスゲが良かったようです。数え切れないほど咲いていたそう。


*嘗てのニッコウキスゲ
昔の尾瀬ヶ原の写真を引っ張り出して嘗てのニッコウキスゲを見てみました。今と全然違う。
110711ozeP7110513small.jpg2011年7月の大堀川のニッコウキスゲ

120714ozeP7143293small.jpg2012年7月の様子。未だ未だ黄色い絨毯が見られた

170716ozeP7163273small.jpg2017年7月はちょっと少ない

*竜宮から山ノ鼻 復路
至仏山の山頂に雲が掛りだした頃にUターン。天候が怪しくなる前に撤収が基本です。特に午後からは降水予報が出ていれば尚更。
ozeP7271985small.jpgドクゼリ。白い花火のように花が咲い綺麗ですが、有毒です

ozeP7271989small.jpg僅かに残っていたワタスゲ

ozeP7271996small.jpgネジバナ


*ヒツジ草
復路のお昼の時間帯となれば池塘に水連のヒツジ草が咲きはじめます。

ozeP7272000small.jpg
ozeP7271992small.jpg



*鳩待峠に戻ったら
山ノ鼻に戻る頃ば雲が増えて、降雨が予想されました。それでも気温は23℃。暑いです。
午前中の晴天を山ノ鼻十二山神に感謝して鳩待峠に戻りましょう。
ozeP7272018small.jpg山ノ鼻十二山神


14時前、木道から鳩待峠手前の石段に変わる頃、ポツリポツリと雨が降り始め、鳩待峠が見えた時はザーと降り出しました。
ちょっとは濡れたのですが、何とかセーフの尾瀬ヶ原でした。


【行程】
戸倉第一駐車場着 6:20
戸倉第一駐車場発 6:50
鳩待峠着 7:10
鳩待峠発 7:20
山ノ鼻着 8:30
山ノ鼻発 8:40
牛首 9:50
大堀川 10;15
竜宮小屋着 11:10
竜宮小屋発 11:25
牛首 12:05
山ノ鼻着 12:40
山ノ鼻発 13:00
鳩待峠着 14:00


お供のカメラは
EM-1 12-60mm SWD

TG-5
でした。


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追記
下山後に宿泊した片品温泉郷は曇り、翌日は涼しい雨だった。しかし、関越道に乗る頃には暑さが戻ってきたのです。暑い夏の始まり。
katashinaP7282031small.jpg尾瀬の玄関口、片品村では未だ紫陽花が見頃

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katashinaP7282037small.jpg台風6号崩れの熱帯低気圧通過で結構な雨が降ったのでした




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片品温泉郷は花吹雪 R1/5/5 [尾瀬]

●片品温泉郷は花吹雪 R1/5/5
尾瀬の玄関口の片品温泉郷に宿泊しています。尾瀬岩鞍スキー場の近辺にあり、尾瀬の山旅の疲れを癒すには良い所です。
ここ片品温泉郷ではGWともなれば、花々が一斉に咲き出します。水仙、山吹、桜、芝桜、シャクナゲ等々。
a_katashinaP5050499small.jpg朝の散歩しながら片品温泉郷を俯瞰します

a_katashinaP5050509small.jpg片品川は尾瀬沼から流れ来る。残雪の尾瀬アヤメ平が遠望できる

a_katashinaP5050750small.jpg端午の節句、子供の日ですね。花吹雪に鯉のぼり


*水芭蕉
GWに水芭蕉を見るなら、尾瀬の麓の片品村の大清水湿原と越本地区の水芭蕉の森が良いでしょう。共にクルマで行けます。
因みに尾瀬ヶ原は残雪期で水芭蕉はまだまだ先ですよ。観光気分で行ってはなりません。
今回は帰路途中にある越本地区の水芭蕉の森に参りました。大清水湿原はザゼンソウも一緒に咲くので捨てがたいところですが。
katashinaP5050557small.jpg木道も整備されている

katashinaP5050530small.jpg霜に焼かれる事無く咲いた水芭蕉です

katashinaP5050540small.jpg

お土産も売っています。買ったものは純米吟醸「水芭蕉」w

帰りに余力があれば武尊エリアの天王桜も見たい所です。推定樹齢300年以上と言われていますから御利益ありそう。
関越道渋滞の心配が無ければ行ってましたね。

お供のカメラは
EM-1 12-60SWD, 70-300mm
TG-5
でした。


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