西穂独標(の手前まで) 2013.3.26-27 [新穂高]
●西穂独標(の手前)往路 2013/3/26 tue.
チャンスがあれば西穂山荘さんに泊まり、丸山からの西穂の風景を眺めてみたいと以前から思っていた。3月最終週にチャンス到来。お休みと移動性高気圧が重なった。安房峠トンネルを抜け、新穂高ロープウェイに向かう。
"にしほくん"の居るロープウェイ山頂駅にて。陵線右手にあるのが西穂山荘。左に歩いて最初のギザギザの西穂独標に何処まで迫れるかが今回の山旅テーマである。
【気象】
天候;快晴
気温;山頂駅-10℃
【行程】
新穂高温泉登山者駐車場着 7:30
山麓駅 9:00後の臨時便
山頂駅出発 10:00
西穂山荘着 11:40
西穂丸山 12:25
独標前引き返し 14:00
西穂丸山 14:56
西穂山荘着 15:25
早朝の松本から見る北アルプスはモルゲンロートに焼けている。天候が良く期待が持てそうな山旅である。
新穂高ロープウェイの関門(笑)
・8時ころに新穂高ロープウェイのトイレを借りようと身支度をして行ったら、始発の営業前で開いていない。ありゃりゃと思い、バスターミナルの仮設トイレに戻った。もう少し早めに開けてくれれば良いのになぁ。。。
・荷物重量8kg超えは片道300円の超過料金が掛かります。冬は装備が嵩みどうしても重量が増えますねぇ。
程良く冷えた山頂駅を出ようとした時にガラスに樹霜を発見。自然のアートだ。
槍ヶ岳の開祖である播隆上人さんに山旅の安全を祈願し、先に進む(上人さまの左手の方向だね)。
ひと山下り、また登り返して、昼前に西穂山荘(2385m)を過ぎ、丸山に向かう。焼岳の先に乗鞍岳が見える。
標高2452mの西穂 丸山に到着したのが昼過ぎ(12:25)。笠ヶ岳が迫る。ここまで到達出来てかなり満足なのだが、西穂山荘入りの時間を勘案しつつ更に西穂独標の近くに行ける所まで行く。
霞沢岳(2646m)の眺望。下方に眼をやれば梓川流れる上高地。
14:00穂高の釣り尾根がひょっこり現る。感動的な風景だ。独標はもうちょっと先にありますが、小屋入りの時間も考えてここで引き返すことにする。
西穂山荘で呑んだ日本酒。冷が旨い"大信州" マスにもちゃんと日本酒が入って1杯1000円なり~。2300m超にある山小屋の標高を考えれば安い!と思うよ。
今晩の宿泊者数はおよそ20名くらいか。平日でも人気のある小屋です。外は寒いが、中は暖房が利いて快適でした。
●復路(下山) 2013/3/27wed.
ロープウェイが動き始める頃に山頂駅に到着すれば良いだけなので、出発時間はゆったり。
温泉に浸かって帰ろう。
夜明け。八ヶ岳方面を写す。
【気象】
天候;晴/曇
気温; -5℃
【行程】
西穂山荘発 8:00
山頂駅着 9:30
中崎山荘で温泉
帰路 12:30
お土産に買った名物"西穂ラーメン"。西穂山荘の方が「うちはラーメン屋ですから」(笑)と言うだけはある。
帰る前にちょいと温泉へ。新穂高温泉の中崎山荘さんのお湯(内湯)は乳白色。露天風呂(無色透明硫黄泉)からは笠ヶ岳を眺める。おまけに他には人も無く、貸切状態。山と温泉の贅沢な時間だった。
秋の鏡平でまったり槍穂高を眺める(復路) 2011.Oct.9 [新穂高]
●秋の鏡平でまったり槍穂高を眺める~復路~
2011/10/09 sun.
4時起床、鏡池に向かう。夜明け前の星空が素晴らしい。オリオン、北斗七星、人工衛星の光跡などと見飽きない。
既に鏡池には数人の撮影者が臨戦態勢でいた。ヘッデンの灯りの向きに注意しながら、こちらも撮影準備に入る。
鏡平のナナカマドの紅葉は先日の寒波のため、赤くなる前に枯れていた。
初めての地で全てが大当たりになろうハズもない。「何回でも来なさいよ」という事だね。
7時半過ぎ、下山開始。
小屋の主人が「混雑して済みません」と申し訳なさそうにしておりましたが、「いえいえ、素晴らしいところです」。
まったりするには良い小屋だと思いました。
帰路は松本へのバス直行便(季節限定のため)が無く、平湯温泉経由で松本に向かう。
さすが10月3連休。途中の沢渡では駐車場に溢れた車が路肩駐車していましたよ。
JRも相当の混み様。安全策で指定席を取った方が良いなと思い、ちょっと遅い列車とした。
待ち時間に松本城散策。
【復路行程】
7:35鏡平小屋 出発
12:45新穂高着
12:55新穂高バスターミナル 濃飛バス新穂高線 870円
13:28平湯温泉着 ひっきりなしにバスが往来
14:45平湯温泉 濃飛バス松本線2300円
16:10松本バスターミナル着 実際着は上高地道路工事渋滞のため16:30くらい
19:21特急あずさ
秋の鏡平でまったり槍穂高を眺める(往路) 2011.Oct.8 [新穂高]
●秋の鏡平でまったり槍穂高を眺める 2011.Oct.8 往路
2011/10/08 sat.
目的;紅葉の鏡池越しに槍・穂高を眺める
足;10月3連休は混みそう、車で新穂高まで行くには難儀しそうなのでバスとする。
新穂高へのバスは毎日あるぺん号の運行があるのでそれを利用した。実際、新穂高の無料駐車場は満車で路肩に溢れていた。
宿泊地;鏡平小屋。混雑度;布団1枚二人
【往路行程】
4:44毎日あるぺん号 新穂高バスターミナルに入る
5:00公式到着時刻 バス下車
6:00行動開始
7:15わさび平小屋
8:00小池新道入口
9:00秩父沢
10:00イタドリヶ原
10:35シシウドヶ原2090m
11:40鏡池
歩いて1時間。わさび平小屋は日が未だ射していない。寒い寒い。ベンチには霜が降りていた。
小池新道までは(治山事業があるので)途中舗装もあり、ブナ林の中気持ちよく歩きやすい。
小池新道の入口から目的の鏡平まで3時間半とある。
小池新道から30分もしない内に槍ケ岳が姿を現した。(おお~と心の中で叫びながら進む)
イタドリヶ原から鏡平まで1時間45分。槍ケ岳は隠れたけど、穂高を眺め、笠が岳を眺めながらの登りは気持ち良い。
最後の峠を越えたら、目の前に槍ケ岳が目に入る!「来た、来た、来た~」と叫んでいたら、鏡池。
(ここに着いた人は何か叫んでましたね。)
鏡平小屋でビールを買って夕方までまったり槍・穂高を眺めて日が暮れていく。
復路編に続く...