江戸城ライトアップと星空 令和元年大晦日 [皇居]
12月29日に一度、皇居二重橋等のライトアップに参りましたが、大晦日は天候が良さそうなのでもう一回参りました。
お日様ポカポカだったのは昼過ぎまでだったようで、皇居外苑に着いた時には北風ビュービューで冷たい。
ライブコンポジットで星空の巽櫓を撮って年内の撮影は終了です。
雲量はそう多くは無さそうですが、強風。星空となるでしょうか
【天候】
西高東低の冬型の気圧配置が続きません。大晦日と言うのに日中は異常な暖かさ。前線3連装通過後は北風強し。
12/31
晴れ後、強風
最低気温(℃) 3.7 24:00
最高気温(℃) 16.5 14:01
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位)) 20.2(北西) 15:18
*巽櫓(たつみやぐら)
ライブコンポジットでの撮影でしたので、強風で三脚に乗せたカメラが揺れないか?心配でしたが、何とかなったか。
巽櫓の左奥に富士見櫓。照明を落としてご覧ください
*帰りは和田倉門守衛所(和田倉門交差点)経由
大正12年(1923) 関東大震災復興事業によりお濠を埋め立てて造られたのが行幸通り。皇居入口にあたるため行幸の際に歩哨が立っていたとか。
灯ると味わいあります。
お供のカメラは
EM-1 12-60mm
TG-5
でした。
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追記
climate emergency気候非常事態
BuzzFeed Japanによれば、異常気象の2010年代に塗り替えられてしまった衝撃的な気候記録6つを紹介していました。
1. 大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が急上昇した
2. 気温が上昇し続けた
3. 北極の海氷域が減少した
4. 海面が上昇し続けた
5. 世界中でサンゴ礁が死滅した
6. 災害がさらに深刻化した
次の10年間には南極の棚氷の頻繁な崩壊、アマゾンの乾燥化、ツンドラの永久凍土が融け出しメタンガスが放出されれば、天候の熱暴走は止まりそうに無い。結果、毎年のようにスーパー台風に襲われ、食糧生産がままならない事態になるのかも知れません。
自分たちに出来る事は、電力の節約、買い物にはマイバッグの使用、移動には公共交通機関を利用する等々あるでしょうから地道に実践して行くしかないと思うのです。
江戸城ライトアップ 令和元年12月29日 [皇居]
クリスマスが終わっても年末の東京駅は程々の賑わいを見せています。丸の内仲通りはイルミがキラキラしていました。
でも、今回の目的域はその先のクラシカルにライトアップされた皇居、旧江戸城です。
都会の喧騒とは無縁のライトアップ時間帯の皇居。じっくりと江戸城を眺める事が出来ました。
【目的山域】
年末年始における皇居二重橋等のライトアップ
宮内庁HPから抜粋したメモ
年末年始における皇居二重橋等のライトアップについて
実施期間
令和元年12月23日(月)から令和2年1月5日(日)の14日間
実施時間
午後5時から午後9時まで
実施箇所
正門石橋並びに石橋及び鉄橋の欄干装飾灯
正門
伏見櫓及び伏見多聞
坂下門
富士見櫓
巽櫓
大手門
【天候】
晴後一時曇
最高気温(℃)10.9
最低気温(℃)2.2
最大瞬間風速(m/s)5.8 北
*巽櫓(たつみやぐら)
最初に巽櫓から見て参ります。
右に巽櫓、奥には富士見櫓
*大手門
日がすっかり暮れて大手門がライトに浮かび上がる。
この日は風穏やかでお濠は鏡
*坂下門
ひっそりとライトアップされた坂下門。
EM-1 12-60mm
TG-5
でした。
追記
保釈中のカルロス・ゴーン容疑者の逃亡劇には驚いた。パスポートを召し上げられた身でどうやってレバノンまで逃げおおせたか?裏組織が手先したのだろうか?
逃亡により保釈金15億円は没収だと思われるが、彼にとっては大した金額と思っていないのかも知れない。
江戸時代の真の武士なれば、蟄居中は自ら身を律し裁きを待つであろうに。
トップ企業の代表を務めたにも係わらず彼等外国人の感覚は日本とは大いに異なる事を思わせる事件です。
大賑わいの大嘗宮参観 R1/11/30 [皇居]
皇居東御苑に作られた大嘗祭(だいじょうさい)の舞台である大嘗宮(だいじょうきゅう)の一般参観が11月21日(木)から始まりました。
大嘗祭は、毎年11月にある五穀豊穣や国家安寧を祈る新嘗祭(にいなめさい)の中でも、即位後初めて行う儀式です。皇位継承に伴い一代に一度だけの重要な儀式です。
秋季皇居乾通り一般公開も始まり、モミジと大嘗宮を共に参観出来る期間となりました。
ニュースでは当日7万人超が訪れたらしく真に混雑の日でした。
【目的山域】
皇居東御苑大嘗宮
【公開日程】
大嘗宮公開 11月21日(木)~12月8日(日)午前9時~午後4時
秋季皇居乾通り一般公開 11月30日(土)~12月8日(日)午前9時~午後3時30分
【天候 東京】
快晴
最低気温(℃) 3.1 00:53
最高気温(℃) 12.0 12:49
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位)) 9.9(北西) 12:09
*ルート
坂下門から参入。
宮内庁前で富士見櫓方向に行けば東御苑の大嘗宮。
紅葉を愛でるなら乾通りへ。途中の西桔橋(にしはねばし)を渡れば東御苑大嘗宮に行けます。乾門を出てから東御苑には行けません。
東御苑からの退出先は大手門、平川門、北桔橋(きたはねばし)門となります。
*坂下門から参入
大嘗宮に行くにせよ乾通りを行くにせよ坂下門から参入いたします。
皇居前広場でセキュリティチェックでは待つこと無く通過いたしました。時刻は9時。
坂下門を参入してからは富士見櫓経由で東御苑の大嘗宮に参ります。
ここから歴史トリップの始まり
*富士見櫓
富士見櫓を見上げるながら東御苑に行く道順は春季・秋季の乾通り一般公開ではコース外で歩くのは初めてです。青空と松と富士見櫓の組み合わせが素晴らしい。
モミジと富士見櫓
*東御苑大嘗宮
9時半前に大嘗宮に到着。白木の作りが美しい宮です。
これからおよそ1時間半の満員電車のおしくらまんじゅう、ラグビーのモール状態が続きました。列の後方に行けば動けそうだったけど、戻るに戻れません。
耐え切れなくなった老婦人達が相次いで宮内庁職員、皇宮警察の導かれて退出して行きます。元気ある老人達はキレて皇宮警察、宮内庁職員に「列を動かせよ!!」とか「●○!!」(書けません)と叫んでいた。有名一眼を持った「おじいちゃん、みっともないよ」と注意喚起したのですが。
●○と叫ぶ事でその人の人格が下がるでしょう。そんな心持で大嘗宮を拝観しても良い事は無いと思うのだが。
皆さんの目標は大嘗宮の鳥居を正面から撮る事。しかし、撮影ポイントが限られてその場所皆が向かうため列が動かないし、人はどんどん来る。
叫んでいたカメラじいちゃん達は気がつかないだろうけど、大嘗宮の参観経路の土は膝に優しくとても柔らかでした。元は芝生の広場だから、土を取り除けば再び芝生が出るんじゃないかな。
*皇宮警察の奇策
なんと、皇宮警察の方々は鳥居前に立ち塞ぎ、ベスト撮影ポイントを消し去った!スゴイ作戦です。あっと言う間に列は動き出したのです。やっと1時間半の攻防から脱出w出来てやれやれ。
撮影ベストポイントの前に立つ皇宮警察の皆さん有難う。立ちはだかるカメラマンも早々に流れた
*横とか後とか
正面にこだわりが無ければ横からでも後ろからでも大嘗宮は見る事が出来ます。
モミジと合わせて見れば趣深い。
多分、柑橘系の樹木ですね。酢橘かな
紅葉はもう少しすれば素晴らしくなるでしょう
*大手門
名残惜しいですが、大手門より退出致します。もう一度戻って乾通りの紅葉を見る作戦もありですが、今回は此処まで。
十月桜。三の丸尚蔵館前にて
*皇居外苑
外苑のイチョウは見頃となっています。これだけでも見に行く価値はありそうです。
行幸通りのイチョウ
【行程】
9:10坂下門参入
9:15富士見櫓前
9:26大嘗宮
10:55大嘗宮正面から移動
11:10二の丸庭園
11:42大手門退出
お供のカメラは
EM-1 12-60mmSWD, PL Filter
TG-5
でした。
追記
令和元年12月2日気象庁発表の秋(9~11月)の天候によれば、
「全国的に気温が高く、東・西日本ではかなり高くなりました。
暖かい高気圧に覆われやすかったため全国的に気温が高く、特に南から暖かい空気が流れ込みやすかった東・西日本ではかなり高くなり、1946年の統計開始以来、秋の気温として最も高くなりました。」
発表された図から見ると今年の秋の気温は1.5℃高く推移しています。
春と秋が短くなって、夏が終われば冬になるのか?冬でも夏日が覗く日もあるしなぁ。
満開の桜、乾通り一般公開 H31/3/31 [皇居]
3月21日開花、3月27日に満開の東京の桜。平成の御代の終わりの桜です。
午前中に上野恩賜公園でお花見した後は東京駅から皇居乾通りに参ります。乾通りを歩いているうちに天候は曇りから晴れてきました。
乾門から退出した後は、北の丸公園を通って靖国神社まで参ります。
【目的地】
平成31年春季皇居乾通り一般公開(3月30日から4月7日までの9日間)、及び靖国神社の染井吉野標本木
【ルート】
乾通り-北の丸公園-田安門-靖国神社-千鳥ヶ淵
【天候】
曇りのち晴れ
最高気温 16.3℃
最低気温 7.3℃
*乾通り
お昼時に行ったのですが、さほどの混雑も無くスムーズに坂下門から入場出来ました。
直ぐに目が行く宮内庁の建物や富士見櫓。暫しの間、江戸城に思いを巡らしながら乾通りを歩いて行きます。
富士見櫓
乾門から退出するのですが、その前に振り返って咲いてくれた桜達に感謝。
今回は北の丸公園を通って田安門から江戸城を退出することに致します。
*田安門からのながめ、牛ヶ淵と千鳥ヶ淵
江戸城の田安門を出れば、立ち並ぶビル群の風景に現代に引き戻される。そして、更なる花見客の多さに驚きます。歩道橋を行くにも行列待ちなのでした。
田安門橋から牛ヶ淵
*靖国神社の染井吉野
青空の下で染井吉野の標本木は満開。参拝者は勿論行列待ち。
靖国神社の樹木は桜を含め献木されたものが多い。それぞれの木に銘が付けられています。
白鳩が飛ぶ
"鉄兵の櫻"と銘が付いていた桜
*帰路
帰りは千鳥ヶ淵緑道を通って半蔵門駅に行こうとしましたが、花見客のナント多い事か!(自分もそうですけど)。
人が多すぎて歩みが進まない。花疲れの帰り道でありました。
【行程】
12:05坂下門から参入
13:50乾門退出
14:10田安門
14:25靖国神社
カメラのお供は
E-5 70-300mm
TG-5
でした。
追記
4月7日は令和の御代に続く統一地方選。
首長の考え次第で議会の承認無しに水道を外資に売り渡す事が出来る御時世です。良く考えて投票に行きたいもの。
皇居の紅葉 H30/12/9 [皇居]
平成最後の紅葉行きは皇居乾通りの秋季一般公開です。9日はその最終日でした。
上野では曇っていた空が皇居ではなんとなく晴れて来たような。
*入場
最終日の午後でもあったためか、入場に待つ列も無くスムーズに手荷物検査は終了しました。
坂下門を通れば嘗ての江戸城の櫓を背景にしてモミジが赤い。
入場後、坂下門を振り返る。江戸時代から現代を振り返る瞬間
*乾通り
坂下門から富士見櫓、富士見多聞を見ながら乾門まで江戸時代に思いを馳せながら巡る秋は紅葉の通り。平成の御代最後の紅葉に相応しいと思います。
イロハモミジの緑から赤へのグラデーション
*東御苑
乾門から退出した後は東御苑に向かいます。何と言っても江戸城本丸、大奥、忠臣蔵で有名な松の廊下があった所ですから。
陛下お手植えの江戸時代の古品種柿が実っています。とって良いは写真だけ
*東京駅
行幸通りのイチョウは散りなんとしていますが、もうちょっとイケそう。外堀通りの明治安田生命ビル前のイチョウも傾いた陽を浴びて良い感じです。
外堀の明治安田生命ビル前のイチョウ
お供のカメラは
E-5 50-200swd
TG-2
でした。
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追記
水道民営化が本決まりとなった。あきれたことに仏ヴェオリア社が政府機関内に入り込んでいたと言う。お友達政治の典型例でしょう。
AS財務大臣の麻生セメントはフランス企業との合弁だから、グローバルな口利き政治をしているんでしょう。
そして、宮城県知事は水道事業の低コスト化が出来ると言っているが、違和感を感じている。
ホントに低コストになるんだろうか?
水道事業の経費支出はその自治体住民の所得になる。
(自治体の)水道事業費用=(自治体の住民)所得
住民が払う水道代は自治体の水道事業の収益となる。
(自治体の住民が払う)水道代=(自治体の)水道事業収益
自治体が行っている訳だから収支はトントンでお金は回っている。
ところが外資の仏ヴェオリア社が入ると、利益を上げるために原価低減をする訳だが、それは人員削減等で行われる。
経費の削減は住民の所得減になる訳だ。
(仏ヴェオリア社の)水道事業費用▲=(自治体の住民)所得▲
(自治体の住民が払う)水道代=(仏ヴェオリア社の)水道事業収益
住民の所得が減っても支払う水道代は変わらないので、仏ヴェオリア社にお金が溜って行くばかり。溜まったお金は配当のカタチで株主である本国フランスに流れていく。民貧しく外資潤う。
そして、仏ヴェオリア社のべらぼうな仏蘭西人役員報酬支払いのために水道代値上げもあり得る。ますます民貧しく外資潤う。
この流れは、日本の上場企業で実際に行われている事です。上場企業の株主の半分は外人さん。そして年間何十兆円のお金が配当として外国に流れていく。
貧しくなった民が水道代の支払いが出来なければ、即、電気ガスが止まるのと同じように給水停止だろう。水が無ければ命は続かない。
だから、水道は公営が正しい。
おまけに、水道民営化は自治体の議決は不要で首長の判断一つに掛る。議会民主主義の見事なスルー。
溜息をつくような政策ばかりが成立していく。
西南戦争の時、木戸孝允が臨終の際につぶやいた言葉を思い出す。
「たいがいにせい」
桜の散り時、乾通りから靖国へ 平成30年3月31日 [皇居]
散り際が潔い桜。満開から1週間が過ぎ、とうとう散る時が来たようだ。
春に3日の晴れ無しと言われているものの、今年は異常高温でお彼岸の雪の後からは晴れが続き、夏日、真夏並みが続出しています。
その中で、皇居乾通りの染井吉野の散り時を迎えたものの、見頃の桜の品種もまだまだあります。
今回は、先週に参入しました皇居乾通りの一般公開に再び参入致します。本日の参入者数は41,690人でしたので、待ち時間も程々で済みました。
乾門から退出した後は、北の丸公園から千鳥ヶ淵を眺めて靖国神社の桜(染井吉野)の標本木まで参ります。
富士見多聞と染井吉野
【目的地】
平成30年春季皇居乾通り一般公開、及び靖国神社の桜の標本木
【ルート】
乾通り-千鳥ヶ淵(北の丸公園)-田安門-靖国神社
【天候】
晴れ
最高気温 18.1℃
最低気温 8.3℃
*乾通り
本日のセキュリティチェックの待ち時間は、先週の日曜に比べれば程々でありました。
染井吉野は散り時を迎えておりましたが、見頃の桜の品種もまだまだある乾通りであります。
関山(カンザン)
【行程】
11:35坂下門から参入
12;45乾門退出
13:00千鳥ヶ淵(北の丸公園)
13;15田安門
13:50靖国神社
カメラのお供は
E-5 70-300mm + PL Filter
TG-5 + PL Filter
でした。
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追記
森友、イラク日報で揺れる国会ですが、とうとう、日本国は今年3月末を以って種子法を廃止してしまった。
コメや大豆、麦などの種子の安定供給を支えてきた法律です。
種子の生産自体は、都道府県のJAや普及センターなどが担っていますが、地域に合った良質な種子が農家に行き渡るように、種子法の下、農業試験場の運営などに必要な予算の手当などは国が責任を持って担ってきた。
この種子法が廃止となれば、国の予算手当の根拠が無くなってしまい、安価で良質な種子を農家に提供出来なくなる可能性があります。
価格の障壁が無くなれば、外資さまが種子ビジネスに参入するのに具合が良い。
外資に種子を開放した事は、政府による食の安全保障の放棄なのでは?
グローバルな自由貿易の下、
日本政府は米国の投資家の要望を聞いて、
外資さまに言いなりの規制改革会議に付託し、
そのまま、国会で立法化した。
世界史で習った植民地時代の現地政府の有様です。
このままグローバリスムに飲み込まれて、日本の散り際となれねば良いのですが。。。
しかし、都道府県は黙ってはいない。新潟、兵庫、長野、滋賀、北海道が種子開発・供給体制の堅持を表明している。
遺伝子組み換えの無い旨いコメを安心して食べたいから、上記の自治体を応援して行きたいものです。
満開の桜、皇居乾通り 平成30年3月25日 [皇居]
前日に東京は桜満開となった中、春季皇居乾通り一般公開に参りました。
桜の本数は限られますが、それは皇居、嘗ての江戸城ですので一本一本が凛としている(気がする)。
乾通りから北の丸公園に出て千鳥ヶ淵の桜を眺め、東御苑を経て大手門から退出する行程です。
【目的地】
平成30年3月24日(土)から4月1日(日)までの9日間,春季皇居乾通り一般公開
【天候】
晴れ
最高気温 19.3℃
最低気温 6.6℃
【ルート】
坂下門-乾通り-乾門-北の丸公園-東御苑-大手門
*坂下門から入場
晴れて桜は満開。さらに日曜日ともあらば参入待ちの列が出来る。1時間ほど待ってからセキュリティチェックを受けて坂下門から入場致しました。因みに当日の3月25日の参入者数は69,340人と一般公開の9日間で一番でした。
坂下門をくぐり、江戸時代に思いを馳せながら、桜を眺めに参ります。
*乾通り
早速、富士見櫓を背景に染井吉野。
未だ若木ですが紅枝垂れ桜。
この紅枝垂れ桜には解説文が付されておりました。
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この枝垂れ桜(シダレザクラ)は、福島県三春町の「三春滝桜」に由来します。
2005年の冬に降雪によって「三春滝桜」の枝が折れました。
三春町では折れた枝を挿し木繁殖させ、公共施設に苗木を配布しました。
この木はその一つです。
ピンク色の陽光。
*乾門から退出
乾門から退出した後は、北の丸公園から千鳥ヶ淵を眺めに。
因みに一般公開の乾通りは一方通行ですので、乾門からは再参入は出来ません。
*千鳥ヶ淵の桜
観桜期には日本全国から100万人を集めると言う千鳥ヶ淵。勿論、外人さんも集まる。
北の丸公園側から見る分には余裕があります。対岸の千鳥ヶ淵緑道は大混雑の御様子。
*東御苑
千鳥ヶ淵の桜を眺めた後は、東御苑へ向いました。
江戸城本丸に通じる北桔橋門(きたはねばしもん)から入場したところでセキュリティチェックがあります。流石に本丸への入口だけに守備は堅い。
東御苑の桜は天城吉野でしょう。
見上げれば桜、地に目を遣ればスミレさん。春だなぁ。
二の丸雑木林にて。タチツボスミレ
*大手門の枝垂れ桜
江戸の雰囲気を感じつつ大手門を退出すれば、否が応でも現代に引き戻される。
振り返り、枝垂れ桜越しに大手門を眺めて本日は桜疲れにて終了。
カメラのお供は
広角担当 TG-5 + PL Filter
望遠担当 E-5 70-300mm + PL Filter
でした。
夜間照明で幽玄に浮かぶ皇居、江戸城 平成29年12月23日 [皇居]
23日天皇誕生日の夕暮れ時に皇居外苑に参りました。夜間照明で浮か上がった歴史的建造物に幽玄美を感じたのであります。
当日は午前に一般参賀があり、その余韻を感じつつ外苑を歩きます。
最初に参りましたのが坂下門。お濠に夕焼けが残っていました。
続いて二重橋。手前にあるのが正門石橋で奥にあるのが正門鉄橋(せいもんてつばし)、いわゆる二重橋なのであります。
伏見櫓と伏見多聞が照らされ、江戸城であった事を思わせてくれます。
巽櫓(たつみやぐら)と富士見櫓が見える所に移動しました。現存する櫓は三つでその二つを見る事が出来る所です。
手前が巽櫓、奥が富士見櫓
最後に大手門。お濠が鏡の如く穏やかで見事な逆さ大手門となりました。
モノクロームの幽玄なる世界です
夜間照明の開始時間は5時からとなっておりまして、夕焼けが残るか残らないかでも印象が違うかと思います。
また訪れたい江戸城なのでありました。
人は多くなく撮影はゆったり出来ます。二重橋で30人位だったかな。譲り合いの気持ちで撮影致しました。
*皇居二重橋等の夜間照明の実施期間及び箇所メモ
平成29年12月23日(土)から同30年1月7日(日)の16日間。午後5時から午後9時まで
正門石橋並びに石橋及び鉄橋の欄干装飾灯
正門
伏見櫓及び伏見多聞
坂下門
富士見櫓
巽櫓
大手門
お供のカメラは
EM-1 12-60mm
三脚
でした。
*東京駅の夜間照明
帰りに寄った東京駅に続く行幸通り。東京ミチテラス2017の前日でありましたが、白色イルミネーションが眩しい。
丸の内仲通りは木々のイルミネーションが続いており、東京ミチテラス2017が始まっているかの如く盛況な人の群れなのでした。
東京駅に続く行幸通り。これだけでも十分綺麗だ
丸の内仲通り
最後は俗っぽくなりました。。。このツリーの下に帰り道の地下鉄日比谷駅があるものですから。
以前、「主要農産物種子法」が廃止される事を記した。
「農業競争力強化支援法」なるものも同時に成立していたようだが、これが驚きの内容だった。
「独立行政法人の試験研究機関及び都道府県が有する種苗の生産に関する知見の民間事業者への提供を促進すること。」
簡単に言えば、種のノウハウを(外資を含む)民間に譲渡する。しかも無料で!
これで外資は只でノウハウをゲット出来る。ウハウハでしょうな。ちょっと遺伝子をいじって特許権を得るのでしょう。
最初は「害虫に強いですよ。収穫量が多いですよ。」と言いつつ、お安く売ってから機会を見て特許権が云々と言って高く売るビジネスモデルを描いているのでしょう。
日本人は値段が高くて遺伝子組み換えで健康に影響が及ぶ可能性のある米、麦、大豆を食わされる途が見えた。これが民間活用によるグローバルスタンダード?
グローバリストの狙うは農業だけでは無いらしい。漁業も標的にされている。
「漁業権の開放」の名の下、漁業権を入札制にして外資に漁業を売ってしまおうと言う魂胆らしい。
日本政府は米国の投資家の要望を聞いて、規制改革会議に付託し、その提言に従うだけなのか?
国会のある霞が関は場所的には近い。与党に食糧安全保障を真に考える議員は居ないのだろうか?
メディアは報道しない自由でスルーするばかり。
白人列強国家は嘗てインド(ムガール帝国)から中国(清)までアジアを植民地にしてきた歴史がある。
時代と手法は変わってもマインドは変わっていない?
皇居は紅葉の名所 平成29年12月10日 [皇居]
昨年、平成28年の秋季は樹木更新工事のため実施されなかった紅葉の季節の皇居乾通りの一般公開。更新工事が終了したようで今秋季、再び一般公開となりました。
今年平成29年秋季の皇居乾通り一般公開は12月2日から12月10日迄。公開最終日の12月10日にモミジを愛でに皇居に参りました。
坂下門からの入門時間は午前10時から午後2時30分迄です。
過去の坂下門までの入門時は荷物検査で並んで待ったのですが、今年は待たずに坂下門までスイスイと進めました。紅葉の進みが早くて乾通りでのピーク過ぎがあったのが影響したか、単純に出足が遅かったのかも。
*乾通り
すんなりと入れた坂下門からは皇居乾通りです。
ピークを過ぎたモミジではありましたが、嘗ての江戸城。富士見櫓、富士見多聞とモミジの組み合わせは印象深いものがあります。
今風に言えばパワースポットと言えば良いでしょうか?心が清らかになった気がします。
富士見多聞とモミジ
*東御苑
一旦、乾門(いぬいもん)を退出した後は、北詰橋門(きたはねばしもん)から東御苑に入りました。嘗て天守台があった所であります。
モミジ自体は此処が良い感じでした。
見所は今年から一般公開となった富士見多聞でしょう。武器庫であった多聞からは先ほどまで歩いていた乾通りを見る事が出来ます。
そして嘗て富士山を見る事が出来た富士見櫓。今では視界の先にビルが邪魔して富士山を見る事が出来ない。何とかならなかったのでしょうか?
今年から公開された富士見多聞の中から乾通りを見ました
*二の丸庭園(雑木林)
陛下の発案で武蔵野の雑木林を再現した二の丸の雑木林。その先には二の丸庭園があります。此処のモミジも良いですね。
二の丸雑木林。都心では実に貴重な雑木林だと思います
尚蔵館前には十月桜が咲く
*大手門退出
大手門から退出する時に門の先には現代ビルが立ち並んでいるのだなぁ。
出来れば江戸時代にタイムトラベルして江戸城に戻りたいと想う一瞬なのであります。
現代ビルに歴史的価値はあるのだろうか?
【行程】
10:30二重橋前
10:36坂下門入門
11:15乾門退出
11:20東御苑 北詰橋門(きたはねばしもん)入門
14:15大手門退出
お供のカメラは
E-5 70-300mm
TG-5 with PL filter
でした。
再び皇居の桜散歩 H28/4/3 [皇居]
●再び皇居の桜散歩 H28/4/3
前回3月30日に訪れました皇居乾通りの染井吉野は3分咲きでしたが、惜しくも満開日はその翌31日でした。
当初、乾通りの一般公開期間は3月31日までとされていましたが、桜の開花状況に鑑み4月3日まで延長されました。この粋な計らいで満開となった染井吉野が見られますねぇ。
今回は一般公開日の乾通りから北の丸公園、東御苑を通る桜巡り周回コースです。
【ルート】
皇居外苑~坂下門参入~乾通り~乾門退出~北の丸公園~東御苑~二の丸庭園~大手門退出
*皇居乾通り
雨のお蔭だろうか手荷物検査の待ち時間は無しで坂下門に入れた。雨に濡れようが構わない。人の多い所で傘はちょっと危ないから。
乾通りの染井吉野には風格があります。枝ぶりが良いのだ。更に背景は江戸城となれば尚さら。
こちらは枝垂桜
雨でしっとりした枝垂桜
*千鳥ヶ淵(北の丸公園側)
乾門からは北の丸公園へ向かう。千鳥ヶ淵の桜の本数に圧倒されそうだ。人の数にも。
*東御苑
前回3月30日に満開だった天城吉野は散りつつあり、花びらが風に舞う。
*二の丸庭園
閑静な庭園です。桜は野趣あふれる感があるなぁ。
*大手門
大手門橋を渡ると紅枝垂桜が目に止まります。最後に大手濠越しに大手門と紅枝垂桜を眺めて帰路に付く。
ここまでは、お江戸。振り向きたくないけど、振り向けば大手町のビル街。江戸城址はいつまでも残っていて欲しいが、ビル街は歴史には残らないだろうなぁ。直線デザインのビルは古くなったら建て替えてお仕舞だ。
【東京天候】
天候 雨後曇
最高気温 17℃
風速 SSW6.6
【行程】
10:30 body check
10:35 坂下門参入
12:30 乾門退出
12:45 千鳥ヶ淵
13:20 北桔橋門(きたはねばしもん)から皇居東御苑へ
14:50 大手門退出
次回、乾通りの一般公開は来年の平成29年秋予定です。乾通りの樹木の更新工事を行うためだそう。
カメラのお供は
望遠担当 E-5 70-300mm
広角担当 TG-2
でした。