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ダケカンバの黄葉の雨池 R3/10/3 [北八ヶ岳]

●ダケカンバの黄葉の雨池 R3/10/3
長かった緊急事態宣言、マンボ―が終わった9月末、そして台風16号一過の10月初めの週末は好天予報でした。
やっと登山に行けるんですね。尾瀬に行きたい、アルプスにも行きたいですが、うーん、考えて日帰りで行ける北八の雨池(あめいけ)に行くことに致しました。今年初の遠出で足慣らしを兼ねます。
09雨池PA030689small.jpg半日コースで雨池へ
【目的山域】
北八ヶ岳、雨池
北八ヶ岳ロープウェイからの往復

【天候 坪庭】
晴れ
気温12℃
風速5m/sec. SW

*八ヶ岳PAより
休憩で立ち寄ったPAからは、収穫期を迎えた黄金色の稲穂と甲斐駒ヶ岳の風景が楽しめます。
01八ヶ岳paPA031034small.jpg
*北八ヶ岳ロープウェイ
8時過ぎに山麓駅に着けば、実に空が青く気持ちがいい。
02山麓駅PA030674small.jpg

03ropewayPA031046small.jpgカラマツ黄葉は未だ先

*横岳神社
坪庭の中に小さいですけど、横岳神社があります。因みに雪の季節はブルーシートで保護されています。
ご祭神は、
大山祇命(おおやまつみのみこと)
建御名方命(たけみなかたのみこと)
山の守護、武運の神さまであります。
04横岳神社PA031050small.jpg
*坪庭
雨池に行く前にウォーミングアップを兼ねて坪庭散策を致します。
ゴゼンタチバナ、クロマメの木の葉が紅葉していました。
05坪庭PA031053small.jpg御嶽山、中央アルプスを望む

05坪庭PA031058small.jpgクロマメの木の紅葉
*雨池峠2248m
縞枯山荘の横を通り、雨池峠に到着。

07雨池峠PA031062small.jpgナナカマドの紅葉がパッチワークのようにある

ここから約30分かけて標高差140mの雨池峠方面分岐まで下って行くのですが、ゴロゴロの石の登山道の代わりに新道が付いていました。2020年の秋に完成したようですね。
この新道ですが、苔とキノコを鑑賞しながら歩けるので良いです。下りでキツイ所もありましたけど、北八らしい道です。
08雨池峠PA031064small.jpg

08雨池峠PA031070small.jpg
*雨池2060m
雨池峠方面分岐からはフラットな道を20分歩けば、双子池・大河原峠迂回登山道入口に出ます。

迂回登山道を程なく歩きますと眼前に雨池の西岸に出ます。

09雨池PA030689small.jpg

一般の方が来るには遠い処なので、実に静かな池の雰囲気を楽しめます。

09雨池PA030703small.jpg

北岸まで行くと、岩と苔の雨池の風景が素晴らしい。
持参した団子を食べ乍ら暫し池の鑑賞でありました。
09雨池PA030707small.jpg

09雨池PA031105small.jpgみたらし団子が旨かった
09雨池PA031097small.jpg真っ黒でも赤とんぼのムツアカネ
09雨池PA031110small.jpg水面ギリギリのショット

09雨池PA031113small.jpg池の中でも苔むす

*下山
昼過ぎには無理をせずに帰投です。余力を残して帰るが肝心。
帰りの中央道は20km以上の渋滞となりました。皆さん、秋の日を楽しもうと考える事は同じなようですw
13haraPA030749small.jpg山麓の原村では稲の収穫で忙しい。遠くに槍・穂高

【行程】
9:10山麓駅発
9:30横岳神社経由坪庭
10:04雨池峠 2248m 雨池まで1.3km
10:10新道
10:34雨池峠方面分岐 2108m
10:48双子池・大河原峠迂回登山道入口
10:54雨池(あめいけ) 2060m
12:10帰路
13:25山頂駅着
13:30山頂駅発

お供のカメラは
EM-1mk3 12-60mm
TG-5
でした。

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追記
悲しい事に高校生、中学生の犠牲の次に小学生もワクチン接種で亡くなられたようです。
いづれ厚生省のワクチン接種後の副反応疑いのHPに年齢性別と直接の原因が記載されると思われます。

次の冬には第6波が来るのは間違いないと思われます。5ヶ月も経てば中和抗体は減るし、ブースター接種してもイスラエルのように感染増は避けられそうにない。変異株の前ではADE(抗体依存性感染増強)が起きるだけ。
対策は地道にマスク、手洗い、イソジンでうがいですかね。

後は日光を浴びつつ、軽く汗ばむ程度の散歩をするかな。

今日も救急車は全力で走る。マスコミは全力で隠蔽する。

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黄葉と霧の北八、大河原峠 H30/10/20 [北八ヶ岳]

●黄葉と霧の北八、大河原峠 H30/10/20 sat.
ビーナスラインを走っていた朝は晴れていたんです。蓼科山を廻って大河原峠に到着後も。
大河原峠のカラマツは黄葉見頃。しかし、青空とカラマツ黄葉の組み合わせは徐々にガスの中に消えていく~。
晴れていれば、双子山の眺望、青(空)と黄(色のカラマツ)の補色関係が絵画的です。神秘的な双子池の風景も外せません。
また、苔の峠越えも北八らしい。
ガスの中での山旅となりましたが、双子池は神秘性を増したような感がありました。

【目的山域】
北八ヶ岳 大河原峠から双子山、双子池、亀甲池の周回。半日程のコースです。

【天候】
朝は晴れのち霧。寒気が入り、午後は雨。

*女の神展望台 1700m
ビーナスライン途中にある女の神展望台に立ち寄れば、黄葉の蓼科。遠くに南アルプス、中央アルプス。茅野市街は雲海の下だ。
oogawaraPA200008small.jpg

*白樺高原夕陽の丘
白樺高原国際スキー場に至る途中にある展望台。晴れれば北アルプスの遠望が得られる所。
カラマツ林の黄葉が整然と並んでおります。これだけ見ても来た甲斐がある。
oogawaraPA200013small.jpg

*大河原峠 2093m
7時半に大河原峠に到着すれば青空とカラマツ黄葉が良い頃合いなのでした。
いかし、出発準備を進めるうちにガスが覆い始めるものの、登山届を提出してイザ出発。
oogawaraPA200024small.jpgカラマツと前掛山。蓼科山は更に奥にある


oogawaraPA201697small.jpgこの秋初めて見た霜柱を見てから双子山を目指して出発

oogawaraPA201700small.jpgガンコウランの実


*双子山 2224m
本日の最高所の双子山ですが、眺望はガスで全く無し。晴れていれば北横岳と蓼科山が見えるんですけどね。
こんな時は足元に注意して行けば、見えてくるものもあるでしょう。
oogawaraPA201710small.jpg双子山。山頂の標識以外見えるもの無し
oogawaraPA201719small.jpg足元を見れば苔の中にも紅葉

oogawaraPA201721small.jpg米粒程のキノコを見つけた

*双子池(雄池、雌池)2030m
熊笹を掻き分け、カラマツ林を通って10時前に双子池に到着。実に静かな神秘的な池であります。
特に雄池は双子池ヒュッテの飲用水ともなりますで環境保全に気を使っています。池に行くときの装備はカメラと水筒だけに制限されます。
oogawaraPA200040small.jpg
oogawaraPA200033small.jpgナナカマドの紅葉が雄池に浮かぶ

oogawaraPA200049small.jpg雌池
oogawaraPA200054small.jpg寒気が入り、霧が雌池の上に発生


*コケの道の峠越え
双子池から次の亀甲池までは70m程登り、峠を越えなければなりません。
この峠道は湿度が高そうで倒木に苔むす道。真に北八らしい風情です。
oogawaraPA201748small.jpg苔の間からイケそうな感じのキノコ
oogawaraPA201783small.jpgカベンタケかな?
oogawaraPA201799small.jpg苔の上にナナカマドの落葉


*亀甲池
峠を登った分下って亀甲池に至りました。
シラビソ、トウヒ主体の森の中ですので紅葉は無いのですが、岩石が徐々に移動して甲羅のような多角形に並んだ模様の亀甲構造土が見られる池です。
oogawaraPA200071small.jpg


*天祥寺原経由で大河原峠へ
亀甲池の先は熊笹とカラマツ黄葉を眺めながらの道です。
青空があればなぁと思いますが、それより雨が心配になってきました。レインウエアを羽織って何とか大河原峠に戻って参りました。
大河原峠に戻ってから一息後に雨。
oogawaraPA201811small.jpg苔むすカラマツ

oogawaraPA201823small.jpg蓼科山が見えてきました。晴れれば、青と黄色。赤に緑で色の対比になるんです



人も多くなく、ガスっても苔むす登山道を観察出来ますので、此処は黄葉の穴場と言えるかも知れません。


【行程】
6:50女の神展望台1700m
7:04白樺高原夕陽の丘
7:30大河原峠2093m
8:18大河原峠発
8:52双子山2224m
9:50双子池2030m
11:45亀甲池2040m(地図読み)
12:28天祥寺原1970m(地図読み)
13:17大河原峠戻り


お供のカメラは
EM-1 12-60swd
TG-5
でした。


追記
翌日は富士山が真っ白の朝でした。

oogawaraPA210079small.jpg

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紅葉の白駒の池(しらこまのいけ) H30/10 [北八ヶ岳]

●紅葉の白駒の池(しらこまのいけ) H30/10/9 tue.
紅葉真っ盛りの土日は北八の麦草峠に近づくのさえためらう程盛況の北八ヶ岳の白駒の池です。
ひょっとして平日ならと行ってみました。が、11時着とは言え駐車場待ち30分。平日も盛況でありました。

【目的山域】
北八ヶ岳 白駒の池(標高2,115m)から高見石(標高約2320m)

【天候】
晴れ
データは白樺湖
      データ     時刻
最低気温(℃)     13.5     02:17
最高気温(℃)     24.3     13:11
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))     7.1(東)     15:01
※21時現在

*駐車場
駐車料金は500円。尚、土日祝日は佐久方面から無料シャトルバスが出ている。茅野からは路線バスがあるので、どーしても週末に行くのであればバス利用が手かも知れません。
shirakomaPA091588small.jpg駐車待ちで撮った紅葉風景。麦草峠の紅葉も中々のものでした


*苔の森
白駒の池の至るまでの15分は苔の森を堪能出来ます。触れば苔のモフモフ感がよいですね。道は木道もあったりして歩きやすいようになっております。
shirakomaPA091596small.jpgコケ丸の森

shirakomaPA091597small.jpgコケを撮り始めて時間食ってますw


*山小屋と白駒の池
白駒の池には青苔荘と白駒荘があり、カメラマンの紅葉撮影スポットとなっておりました。
車から降りて15分で山岳紅葉の湖に行けるのだから人気になるよなぁ。
肝心の紅葉は落葉始まりでしたが、雰囲気は味わえました。
shirakomaPA090881small.jpg青苔荘前より。対岸には白駒荘

shirakomaPA090883small.jpg


*高見石
白駒荘脇の分岐から高見石を目指します。
池からの標高差200mを行きますが、岩場の連続、眺望の無さで疲れますね。1時間かけて高見石小屋に到着。望遠鏡がある事で有名な小屋です。
岩を登れば、眼下に白駒の池が飛び込んで来た。登った甲斐がありました。
蓼科山や縞枯山、雨池も見えます。北アルプスは残念ながら雲に隠れているようです。
shirakomaPA091634small.jpg


shirakomaPA090916small.jpg蓼科山、縞枯山方面。右手には雨池もある

shirakomaPA091636small.jpg高見石で休憩するアキアカネ


*下山
登ってきた道を下山。白いキノコは何だろう?
shirakomaPA091644small.jpg

shirakomaPA091650small.jpg白駒の池に戻ってきた。白駒荘前にて


【行程】
11:00駐車場待ち
11:30駐車場入り
12:00白駒の池
12:10高見石小屋分岐
13:15高見石小屋
13:20高見石
14:40白駒の池戻り
15:00駐車場戻り

*帰り道、広域農道エコーラインで見た風景
八ヶ岳の麓ではお米の収穫も終わって、天日干しの風景に出遭えた。今年も無事に新米が穫れましたね。
shirakomaPA091667small.jpg

お供のカメラは
EM-1 12-60SWD
TG-5
でした。


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追記
10月に入りハロウィンの飾りが矢鱈と目に付くようになった中、来年2019年の消費税10%へ増税発表があった。
経団連は早速に歓迎表明。消費税増税とバーターで法人税引き下げが裏で決まったのだろうけど、国民が増税で苦しむのなら、法人税も引き上げるのがスジじゃないかな?「今だけカネだけ自分だけ」の考えが経済界に蔓延しています。
対外的には美国の自動車関税引き上げの脅しで日米FTA交渉入り。自動車の関税より食の安全保障で農作物の方が大事だと思うのだが。。。
どいつもこいつも悪魔に魂を売った奴ばかり。



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