15 Mei, 2010 蝶ヶ岳 槍・穂高を眺めながら昼寝は出来たか？

昨年、2009年7月に槍ヶ岳を目指したときの事。さわやか信州号でのお隣さんは「蝶で昼寝～」と言っておられた。その一言が気になって晴れが続く土日に残雪期の蝶ヶ岳を上高地から目指すことにした。

結果は長塀（ながかべ）尾根で難儀し、昼寝どころではなかったものの、槍・穂高の存在感に改めて圧倒された山旅となった。

【行程】

5/15；上高地-徳沢-長塀（ながかべ）尾根-蝶ヶ岳ヒュッテ
5/16；蝶ヶ岳ヒュッテ-横尾-上高地

 

 

●2010年5月15日

3:00沢渡中駐車場到着後、仮眠。
5:44沢渡中バスに乗車、上高地に向かう。

上高地着。冷え込んだ樹林帯上部に霧氷が付いているのが分かった。

河童橋より焼岳を望む

残雪の穂高を眺めてから出発する。

7：45明神
9：00徳沢

9：20徳沢から蝶ヶ岳・長塀山へ向かう。
最初は樹林越しに穂高を眺めながら行けるのだが、残雪の熊笹帯でルートを見失いがちになる。
笹を抜けてもルート確保に苦労する。尾根道なので高い方へ向かえば問題ないのだろうが。。。
（GPSで現在地を確認しながら）視界の利かない辛さを噛締めながらアイゼン効かせて一歩一歩登る。

12:50視界が開け穂高連峰の姿が飛び込んでくる。

14:40槍ヶ岳が見えた！

 

14:50槍・穂高の両雄が視界に入ってくれば蝶ヶ岳ヒュッテも近いハズ。

穂高

槍ヶ岳

 

ヒュッテがやっと見える。。

 北アルプスを眺めながらの稜線歩きは気持ちの良いものです。

15:30蝶ヶ岳2677mを踏んでから、蝶ヶ岳ヒュッテにようやく到着。

流石に疲労困憊。ここで寝たら朝になりそう。。。がんばって夕日に望む。

おお、夕日が大キレットに沈む。が、惜しくも最後は雲に隠れた。

この時期、夕日が大切戸に沈むのが分かったのは収穫だ。また訪れたいものである。

●2010/5/16蝶ヶ岳

4:30撮影開始
夜明け前、ブルーグレーの時間帯の槍ヶ岳に望遠で迫る。

E-3に300mm（換算600mm）にて。昨年、宿泊した殺生ヒュッテも見える。

 

富士山に南アルプス

 

安曇野の夜明け

穂高

 

焼岳

槍ヶ岳

穂高と槍ヶ岳のカタマリ感が堪りません。

5：30蝶ヶ岳ヒュッテ朝食
6：30下山開始

7：18横尾へ岐路
かなりの急坂だが、ルートはハッキリとマークが付いている。長塀尾根に比べれば体は疲れても気分は楽だ。

槍ヶ岳を望みながら下る。

槍ヶ岳の展望も終わり。

9：50横尾着
11：7徳沢
12：00明神
13：00上高地

13：20沢渡行きバス乗車。この日は整理券不要。待ち時間無しだった。