明神-徳本峠往復 ちょっと天候不順だった上高地2日目 2013/7/26 [上高地]

●ちょっと天候不順だった上高地~2日目は徳本峠往復 2013/7/26fri.

朝焼けの宿に泊まったが、曇りで朝焼けは見られず、ちょっと残念な朝である。
まあ、予報では午前中はなんとか晴れ間もありそう。そのまま上高地に戻るのは勿体ないので、徳本(とくごう)峠を往復することにした。片道3.8km明神から往復で5時間程の山歩きの計画だ。
何を言おうか、ここ明神は釜トンネルが開通するまでは徳本峠を越えた上高地の中心であったところだ。

kamikochiP7260145svga.jpg明神館から見る朝の明神岳。昨夜から曇りで星空も得られず、朝焼けも得られず。でも明神岳の知識はちょっと得ました。

*その他に明神館で得られた見識を記しておこう
徳郷(とくごう)の小屋→現在の明神館
穂高岳→明神岳(穂高岳の尊称、穂高神社の御神体)
因みに河童橋から見えるのは奥穂高岳
穂高神社奥宮参道標から神社までは神河内(神降地、神合地、神垣内)と呼ばれる神域だ。
「穂高見命(ホタカミノミコト)」を祭る。北九州から移住した安曇族と呼ばれた人達の神。
徳本(とくごう)峠→徳郷に至る峠

*徳本(とくごう)峠へ

kamikochiP7260182vga.jpg明神を出発し梓川左岸から程なく白沢出合に出る。徳本峠への標識を見て進む。最初は車両も通れる広さの道がつづら折りの登山道に変わる。

kamikochiP7260151svga.jpgつづら折りになったところで、歩荷(空荷だった)している徳本峠小屋の方にすれ違った。

kamikochiP7260155xga.jpg登って最初に視界が開けた所。右に明神岳、左に西穂高岳

kamikochiP7260166vga.jpgランプの宿で知られた徳本(とくごう)峠小屋。奥に新館が建つ。

kamikochiP7260167xga.jpg2135mの徳本峠から45秒で"てんぼう台"に至る。穂高連峰の展望が(晴れていたらもっと)素晴らしい。また機会を変えて見てみたいですね。

kamikochiP7260173vga.jpg11時過ぎ、明神に下山するとしよう。

kamikochiP7260174xga.jpg明神岳(穂高岳)を見ながら明神に戻る。この後、荷物を背に歩荷している峠小屋の方と再び会いました。目を合わせflashing状態(また来てね~ また来ますよ~)。いつかは峠小屋に泊まりたいねぇ~。

*梓川右岸~岳沢湿原~上高地BT

kamikochiP7260190xga.jpg帰り道である。もう一度岳沢湿原を見てから帰ろう。

kamikochiP7260195xga.jpg清らかな流れ、枯れ木と穂高の山々。This is The KAMIKOCHIと言った風景だ。この風景は守りたいねぇ。ゴミ捨てるなよ。

kamikochiP7260198xga.jpg奥穂高岳は雲の中だったが、晴れ間が出て幸運である。上高地BTに着いてから小雨だったから。

【行程】
8:03 明神館発(1530m)
8:10 白沢出合
10:35 徳本峠(2135m)
12:50 白沢出合
14:50 岳沢湿原
14:40 上高地BT着
15:15 上高地BT発 新島々行き
帰りのあずさ車窓からTPP断固反対のノボリを何本か見た。交渉は圧倒的に不利な事は分かっていたはずだ。国益の主張さえままならぬ。
さらに、選挙が終わるのを待ってましたとばかり福1のトリチウム海洋汚染の発表。50年以上の間、太平洋に漏出することは避けられないそうだ。
何故に国を滅ぼすような事を次々決めて行くのだろうか?待つものは、目先の利益を追った揚句の文明の崩壊か。飛んで火に入る瑞穂の国。


今回も最後は脱線したが、この国の美しさを思って書いた事である。ウェストン卿が涙したと言う徳本峠から見た最後の上高地の山岳風景はどんなものだったのだろう?上高地をじっくり歩くのも良いものである。

 


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