樹氷にいつ逢える? ski~pilatus 2017/1/8 [蓼科]

●樹氷にいつ逢える? ski~pilatus 2017/1/8 sun.
霧氷、樹氷の風景を眺めに訪問しているpilatusのスキー場なのですが、近年の高温推移で樹氷に出会える回数が減ってます。
ハイシーズン時は行けば普通に見られるハズの樹氷が昨シーズン同様に高温推移で見られません。
当日の気温は-3℃で当地では相当暖かい日であります。
もっとも、スキーコースの雪は(標高が高い事もあって)マシンで造られていますので十分滑走出来きるのは有難い。
更に、曇りながらもアルプスの展望は十分ありました。
午後からの雪で樹氷が復活すると良いのですが。

pilatusP1082112small.jpg南アルプス方面。北岳、甲斐駒、仙丈。手前に有るハズの雪が未だありません。

pilatusP1082450small.jpg北アルプス方面。ハイシーズンには全面雪に覆われるのですが、今年は未だです。ドラマチックトーンにて撮影

【ski場】
pilatus tateshina snow resort
長野県茅野市
積雪;60cm

【天候】
天候;曇りのち雪
気温;-3℃
風速;SW3m/sec.

【樹氷】
2237mのロープウェイ山頂駅付近の樹氷は高温推移のため崩れて跡形も無し。樹氷コースのスタート地点では笹も盛大に出ています。

【眺望】
曇り空なれども、南八ヶ岳連峰から南アルプス、中央アルプス、北アルプスまで眺望ヨシ。

【中央道】
昼過ぎに滑走終了し帰投すれば、帰り道の山梨県には大雪注意報発令中。時間が経つに大雪警報発令。走行中の中央道にチェーン規制が入り始めたが、夕刻に山梨県を通過出来た。
スリップ事故渋滞も多発した模様で最終的に須玉ICから中津川IC間は通行止め。


*南極大陸 ラーセンC棚氷に亀裂
朝のカーラジオから気になるニュースが流れていた。
南極のラーセンC棚氷の亀裂が急拡大して分離、氷山が漂流し始める可能性があると言う。氷山は千葉県程の大きさになるとか。

BBCのニュースサイトでは
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"分離しかけている氷は5000平方キロメートルあり、大きさは過去に観測されたものの10位以内に入ると指摘した。
研究者らは、棚氷の分離は気候変動に関連した現象ではなく、地理学的なものだとしている。亀裂は数十年にわたって存在しており、最終的な分離に近づいた状態にあるのだという。
地球温暖化が棚氷の分離を加速させていると考えられてはいるが、直接的な根拠は示されていない。"

"分離でできた氷山が海に浮かぶことが海面上昇につながるわけではない。しかし、棚氷がさらに崩壊すれば、背後にある氷河が海に流れ込む速度が増す。これは海に浮かばないため、海面の高さに影響をもたらす。
ラーセンC棚氷が現在せき止めている氷のすべてが海に入れば、海面は10センチ上昇すると推計されている。"
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棚氷の崩壊が地理学的なものとしても、
1995年にはラーセンA棚氷が崩壊、2002年にはラーセンB棚氷が突然崩れている。
そして近日にラーセンC棚氷の崩壊が予測される。

棚氷以外にも気象変化が多い。ざっと見ても
スイスで雪が降らない(スキー場に雪が無い)
サウジの砂漠に花が咲き乱れる等々

酉年の2017年は変化が多そうだ。

カメラのお供は
OLYMPUS E-5 70-300mm
OLYMPUS TG-2
でした。



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