白馬岳 夏の大雪渓は涼しい~ 初日2011/8/9 tue. [白馬岳]

白馬岳  夏の大雪渓は涼しい~ 初日
2011/8/9tue.-10wed.

前回の槍ヶ岳以来、前線が再び南下し曇りがちな日が続いていた。
が、ようやく太平洋高気圧が盛り返し、晴れ間が期待出来そうな日がやってきた。
避暑を兼ねて大雪渓のある白馬岳へ向かう。

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実は白馬岳にチャレンジするのは2回目である。
前回二十数年前の登山時はバテて白馬山荘着にて終了。頂上に立つ事は叶わなかった。
しかし、今回は違う。
       前回 vs. 今回
ブーツ   グランドキングがちょっと足に合わなかったが、履きなれたシリオ
ザック   フレームザックだったが、モンベルのチャチャバッグ
アイゼン 借り物4本爪アイゼンだったが、6本爪アイゼン
ストック  前回は無かった装備だ。(キャップは雪渓以外は登山道保護のため付けましょう)
食料   シャリバテ防止で休憩ポイントごとに食べて行く。
ゴアのカッパやらツェルトは前回は無かったものだ。今回無いものは体力くらいかw

【2011/8/9行程】猿倉荘→白馬山荘 約8時間半
5:00八方尾根第5駐車場発タクシー
5:30猿倉荘出発
6:36白馬尻
7:16大雪渓ケルン
9:30大雪渓から秋道
10:30葱平(ねぶかっぴら)
1318頂上宿舎
14:00白馬山荘着
15:00白馬岳山頂


八方の駐車場から白馬三山が朝日に映えている。
タクシーの方の話だと、最近まで天候が良くなく、扇沢から白馬岳まで縦走し5日間足元しか見えなかった登山者も居たそうだ。

siroP8090812vga.jpg猿倉から1時間程で白馬尻に到着。

siroP8090819vga.jpg大雪渓ケルンの先でアイゼン着用。

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siroP8090844xga.jpg冷風が吹き下ろす。汗が引き、寒さを感じる。

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有名な行列程ではないが、登山者小隊は間断なく続く。
大雪渓を詰めるに従い、落石を多く見かけるようになる。緊張しながら進む。

siroP8090877xga.jpg杓子岳を見上げる。落石多いです

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siroP8090880vga.jpg木材を運ぶ現場に遭遇した。

アイゼン使用は大雪渓のみだった。秋道に入り葱平の急登を行く。小雪渓のトラバースはなく下部のガレ場を進む。

siroP8090891xga.jpgハクサンフウロ(白山風露)

siroP8090903xga.jpgシロウマアサツキ(白馬浅葱)

siroP8090906xga.jpgクルマユリ(車百合)

お花畑に至れば宿まで1時間半くらいか。
しかし、葱平の急登でかなりバテてしまい登坂ペースは落ちる落ちる。
またもや前回同様、白馬山荘で終了?いやいや頂上を目指すのだ。

siroP8090917xga.jpgやっとこさでお宿の白馬山荘に到着。受付後休憩。宿で知り合った方と急遽、撮影パーティを組み白馬岳頂上を目指すが、ガスが多くなる。

siroP8090926xga.jpg白馬岳の長野側はスパッと切れ落ちている。自然の造形は見事だ。

siroP8090942xga.jpgガスの中、杓子岳の斜面に光が射す(ドラマチックトーン)

siroP8090944xga.jpg旭岳に夕日が沈む時

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siroP8090988xga.jpg振り返って白馬岳夕景

 

 


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