水芭蕉のハイシーズン、ハイカーの大行列~6月週末の尾瀬 [尾瀬]
●水芭蕉のハイシーズン、ハイカーの大行列~6月週末の尾瀬
2013/6/8 sat. 尾瀬ヶ原
【天候】
小雨のち晴
気温 9℃(山の鼻7時前)
水芭蕉の時季ともなれば、尾瀬好きな人は行きたくなりますよね。
今回は鳩待峠から下田代までの往復路です。
早朝から行動開始できるように戸倉には4時半には到着。駐車場の入りは8割位。タクシー乗り換えた先の鳩待峠では霧雨状態であったためカッパを着用して行動開始。
*鳩待峠→山の鼻
鳩待峠から山の鼻3.3km区間途中で最初の水芭蕉に出会えます。GWには雪を被っていたのに大きくなっちゃったなぁ。それにしても木道で後続があるのでゆっくり写真が撮れません。瞬間立ち止まってサッと進む事の繰り返し。
山の鼻に着いたら、トイレ渋滞が始まっていたのにはビックリ。実は6月の水芭蕉シーズン尾瀬ヶ原は混むとの事で今まで遠慮していたのだ。恐るべし水芭蕉シーズン。
*山の鼻→竜宮
牛首分岐を過ぎて中田代の撮影ポイント大堀川。この時は未だ至仏山は雲の中でした。
*竜宮→下田代
竜宮小屋の先、沼尻川を渡った下田代は福島県だ。多くのハイカーは竜宮で戻るか、ヨッピ橋に行くので下田代を歩く人は少なくなる。写真も撮りやすいかな。
福島と言えばやはり福1の事故がどうしても浮かぶ。この国の総理大臣は何故か福島に冷たい。長州出身だからか?(戊辰戦争の詳細は「八重の桜」を見ると分かる)
先日のニュースで福島の18歳以下で甲状腺がんの診断結果が出ていた。統計数字を元に患者推移を計算してみた。情けない事にマスコミは全くの大本営発表で役に立たない。
通常発生率は 1,000,000人に 1人で 率は0.0001%だそうだ。
分子に
がんと確定 12人 (甲状腺の全摘出手術)
細胞診陽性 15人 (全摘出手術の前に行う患部の細胞診断)
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計27人
分母に
1次検査の結果が確定した174,000人→発生率は0.016%
福島県の18歳以下の子供の数 360,000人
上記で求めた発生率0.016%を掛けると 潜在患者を含め 約56人
年数と共に発生率は増加するため、ベラルーシ市の実績を適用する
経過年数 増加率 予測患者発生数
1年後 2倍 112人
2年後 2.5 140
3年後 3.5 196
4年後 15 838
5年後 30 1676
7年後 40 2234
9年後 45 2514
2020年頃には2千5百人かぁ。重い話だが上記は福島県内だけの計算である。全国総数はもっと増える可能性がある。
かなり脱線して済まない。本題に戻りましょう。
座禅草(ザゼンソウ)も発見。もう少し早い時期に行けば水芭蕉とツーショットが撮れたかも。
見晴らし十字路が先に見えるが、帰りの混雑を避けるため、六兵衛堀で折り返し。
*帰路 下田代→竜宮→山の鼻→鳩待峠
帰りはハイカーが大挙して木道を歩いて来るため写真が撮れるかは運次第。
上田代まで戻って来た。水芭蕉は霜で焼けた感があったが、後続の団体さんに追われるように木道を歩くために良く観察出来ない。混雑シーズンは研究見本園でゆっくり見た方が良さそう。
山の鼻から鳩待峠に戻るまで、ツアーでやって来たハイカーが間断なく木道を歩いて来る。昼前にピークになるようだ。この時季は早朝からの行動、早期撤収が肝要である。出来れば渋滞を避けるため平日に行きたいものです。
今回気になった点がある。鹿の食害で湿原が一部荒れていた事。キャンディーの包みがゴミになって散見された事だ。
鹿は兎も角、ゴミが出るのは避けたいもの。木道からでは手が届かなくて回収出来ないんだ。普段お菓子類の包みをポイ捨てする人は尾瀬に来てもやっぱりポイ捨てするんだろうねぇ。お菓子メーカーさん、捨てられても自然分解する素材で出来た包みが出来ないかねぇ。
【行程】
4:30戸倉第一駐車場着
5:40鳩待峠着
5:45鳩待峠発
6:50山ノ鼻
7:27牛首分岐
7:40大堀川
8:20竜宮
8:50下田代半ば(六兵衛堀)で帰路
9:40大堀川
10:17牛首分岐
11:00山ノ鼻
12:28鳩待峠
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