北穂で夏休み~その1上高地から涸沢へ 2014/7/27 [穂高]

●北穂で夏休み~その1上高地から涸沢へ 2014/7/27 sun.

今年の夏は二十数年ぶりに北アルプスの北穂高岳に登り、星空の槍ヶ岳を見たい思いがあった。
2年前、槍沢の殺生ヒュッテから天の川を見上げた時に感動して以来、星空のチャンスを伺っている。
月齢は新月近辺だから星空が綺麗だろう。
予定としては

7月27日 横尾経由涸沢小屋
7月28日 北穂高小屋
7月29日 北穂から涸沢、横尾経由上高地下山 を計画した。

早朝、バスが上高地バスターミナルに着く頃、穂高の空には雲が掛かってどんよりしている。バスが夜明けの長野道を走っている時は晴れていたのだが。。。

karasawa0P7270944xga.jpg上高地は河童橋から眺めた穂高連峰はどんよりしているが、時折日が射す朝だ。

確かに寒冷前線が通過の予報となっていた。これから雨が降るかも知れないが、前線通過時間帯さえ我慢すれば大陸の高気圧が晴れて乾いた空気を運んでくれるハズと信じて登山計画書を提出し、行動を開始する。
雲が多いながらも所々日が射している。途中通過点の徳沢のキャンプ場は晴れていて、余裕で涸沢まで行けるかなと思ったのも束の間。横尾の手前で雨がポツンと来た。
結局、横尾から雨具着用して涸沢まで行くことにする。歩く毎に雨脚が強くなってきた。途中、屏風岩を見ながら歩いていると雷鳴が轟く。こちらは木立の中だが、稜線上を歩いている人はビビった事は想像に難くない。
karasawa0P7270946vga.jpg涸沢まで後2.4km地点の本谷橋。標高は1800m。涸沢の標高差は600m程。雨の中、シャリバテ防止でおにぎりをパクつく。

雨は、涸沢ヒュッテが見える頃に収まり安堵した。karasawa0P7270952xga.jpg雨上がりのシャクナゲ。

雪渓を通り、13時過ぎに涸沢に着けば晴れ間が出始め、今後に期待が持てる雰囲気となった。
何が期待か?これだ。
karasawa0P7270962xga.jpg

karasawaP7270010xga.jpgマムートのビアジョッキに思わずクラクラ。このジョッキ欲しい~

 karasawaP7270018xga.jpg天気が好転してビールが旨い!

karasawaP7270019xga.jpg

karasawaP7270024xga.jpg 明日登山予定の北穂を偵察。明日も好天を期待した。

晴天の涸沢で期待したうちの一つが星空だ。
夜の初めはガスっていて良くは見えなかったが、涸沢小屋消灯時間21時前にテラスに出てみると満天の星。天の川を見て満足。
ちょっと夜更かししたが、寝て翌日の北穂登山に備えよう。
karasawaP7270034xga.jpg星空を見にテラスに出てみたがPM8時位はガスが掛っており、一時退散。

karasawaP7270040a_xga.jpgPM9時涸沢小屋の消灯直前に撮った涸沢の星空。前穂から天の川銀河が流れるようだ。

翌日(7月28日)の北穂登山編に続く...

【2014年7月27日 天候】
曇りのち雨(晴れ間あり)、雷雨。のち晴れ
【2014年7月27日 行程】
5:30 上高地BT到着
6:00 河童橋
6:50 明神
7:50 徳沢
9:00 横尾
10:40 本谷橋
13:20 涸沢着

-おまけ-
さわやか信州号上高地行バスの運行に変更があったようだ。
中央道の談合坂SAでの休憩までは同じ。その先の運行が変わった。
以前は甲府あたりで一般道に降りて諏訪で再び中央道に入り、諏訪SAで長めの休憩だった。
今回のバスはそのまま中央道を走り、八ヶ岳PAで運転手さんの仮眠休憩が入った事が違う。
安全運転のため運転手さん、良く寝てください(乗客は降りられず)。諏訪SAで全体休憩も短めだったな。
まあ、上高地到着時刻の5:30は変わりなしです。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

奈良です~

やっと拝見しました~

夢のような北アでした。

お元気でいらっしゃいますか?

by 奈良です~ (2014-09-21 10:15) 

kazeneko

奈良さん、お久しぶりです~
レース出てますか?

晴天下あるいは星空の涸沢、北ホが素晴らしかったですね。印象に残る山旅でした。
写真をクリックすると拡大版が出てきますよ。お試しあれ。
by kazeneko (2014-09-23 08:37) 

トラックバック 0