秋の涸沢 その1~紅葉の見頃はじめ 2014/9/26 [穂高]

●秋の涸沢 その1~紅葉の見頃はじめ 2014/9/26
karasawaP9260465xga.jpg涸沢小屋にて

【コース】
山域:涸沢 一泊二日
2014年9月26日fri.;上高地~横尾~涸沢小屋
2014年9月27日sat.;涸沢小屋~パノラマコース~新村橋~徳沢~上高地山域;横尾経由 涸沢
天候;曇りのち晴れ

紅葉の涸沢は、行って見たいなぁと思う山域であっても、行ってはならないと考えていた。
見聞によれば、紅葉ピークの10月連休に涸沢はテント1000張り???トイレ待ち1時間???布団1枚に3人が寝る???
その前に沢渡駐車場に入れるか?上高地に辿り着けるのか?日本一と言われる山岳紅葉を見る苦行はかなりレベルが高かそうな。
紅葉を見るためにどうするか?
時差出勤ならぬ時差登山だ。
紅葉ピークを避けて9月下旬の紅葉の触りの時季なら苦行を避けられるかも知れない。更に平日なら苦行から解放される?かな。
幸い休みも取れた。
3日前に涸沢小屋に予約を入れたところ、9月26日の金曜は定員一杯一杯で布団一枚に二人の可能性ありとの事。布団一枚に3人より良いな。
涸沢行き実行あるのみ。

前日2014/9/25(木)は台風16号崩れの温帯低気圧の雨のため自宅待機しつつ、英気を養い夜間出動に備える。
26日早朝沢渡駐車場に到着。停める所は幾らでもあり、混雑は杞憂に終わった。温帯低気圧の残した暖気で寒くなく車内でゆったり休む。
沢渡バスターミナル始発のシャトルバスに滑り込み、上高地を目指す。
到着時の上高地は天候は曇りだが、当日の天気予報では曇りのち晴れ。カラマツは色づき始めており、秋を実感した。

明神館前のカンボクの実を食べるサルに遭遇。1ダース程のサル集団だ。
登山者を気にする様子は全く無い。慣れ過ぎじゃないか?
いつもの山行なら明神館前のベンチで行動食のお握りを一つ食べて行くのだが、サルにお握りを狙われるのは嫌だから写真だけ撮ってスルーだ。
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karasawaP9260359xga.jpg屏風岩が見える。紅葉が期待出来そう。雲が踊っているよう。

9時半、横尾に到着。通常の平日の休みのとおり。混雑無く拍子抜けした。karasawaP9260388vga.jpg

屏風岩を回り込むようにして涸沢に向かう。屏風岩の岩肌に紅葉が貼り付いている。さらに北穂を見ながらじっくり高度を上げていく。
今夜のお宿は涸沢小屋2350m。横尾との標高差は730m。高尾山2つ分弱の標高差と思えば気が楽だ。

karasawaP9260398xga.jpg屏風岩の紅葉

karasawaP9260409vga.jpg本谷橋から北穂を望む

登るにつれ段々とナナカマドの赤色が目に付きはじめてくる。
紅葉の触りを感じられればと思って来たが、ひょっとして見頃当たり?
ダケカンバは黄緑から黄色のグラデーションの黄葉だがら、見頃の始まり位だと思う。

karasawaP9260423xga.jpg涸沢槍を望む

karasawaP9260436xga.jpg振り返ると屏風岩

karasawaP9260440svga.jpgナナカマドの赤が良い karasawaP9260457xga.jpg

13時半に本日のお宿の涸沢小屋に到着。
お楽しみは大展望テラスで飲むマムート ジョッキのbeer。紅葉を肴に至福の時ですねぇ。
心配であった涸沢小屋の混み様は平日休みと同じくらいだったかな。
一人布団1枚確保でした。

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 【行程】
2:30沢渡駐車場着
5:40沢渡バスターミナル (上高地行きシャトルバスの始発バス停が「さわんどバスターミナル」に変更)
6:10上高地BT
6:25河童橋
7:20明神
8:20徳沢
9:30横尾
9:50横尾発
11:00本谷橋
13:00涸沢
13:30涸沢小屋着

続く...


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