紅葉の尾瀬ヶ原、至仏山~尾瀬ヶ原編 2015/10/3 [尾瀬]

●紅葉の尾瀬ヶ原、至仏山~尾瀬ヶ原編 2015/10/3sat.
尾瀬の紅葉が見頃となった様子。今年の2回目の尾瀬(最初はGWの尾瀬沼)であます。数年振りで至仏山を登ることにした。天候は良さそうで眺望の期待が高まる。
至仏山登山の前に草紅葉の尾瀬ヶ原をちょっこし散策することにしよう。

【目的山域】
至仏山。鳩待峠から山ノ鼻に降りて尾瀬ヶ原を少し散策。再び山ノ鼻に戻り至仏山を登る。下山は鳩待峠への周回コース。
【天候】
朝霧のち快晴
気温4.5℃(山ノ鼻着時)

*鳩待峠(1591m)
5時半に尾瀬の玄関口である戸倉に到着した時はまだまだ余裕の第一駐車場。身支度を整えて930円の鳩待峠行きのバス・タクシー券を購入。
移動中は眠るに限るzzz
鳩待峠に着けば、心地よい涼しさ。否、寒かったな。
登山口は2つ並んであります。左は至仏山方面、右は山ノ鼻経由尾瀬ヶ原方面。鳩待峠で至仏山方面に行けば時間短縮になりますが、往路・復路は同じコースになります。所謂ピストンです。至仏山から山ノ鼻への下山が制限されているのは蛇紋岩帯が非常に滑りやすく危険なためだ。ツルツルの蛇紋岩で滑って骨折なんて事はよくある話だ。
今回は山ノ鼻から登って至仏山周回コースを取りますので、右側の尾瀬ヶ原方面への登山口から入山します。「尾瀬ごみ持ち帰り運動」協賛企業垂れ幕が目に付くなぁ。
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*木道
石畳のような登山道を暫し下っていくと木道が現れる。H27の文字が焼き印されてます。今年更新された木道ですが良く見ると"FCS"とも焼き印されている。

shibutuPA030860small.jpg適切な森林管理が行われている事を示すFSCマーク。Forest Stewardship Council:森林管理協議会が運営。戸倉から切り出されたカラマツ材(と思われる)で木道整備。

前日の雨で濡れた木道は滑りやすいのだが、今年は傾斜のある木道にはラバーネットが張られており、滑り止めになっていた。これはうれしい配慮です。
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*テンマ沢湿原
山ノ鼻までの途中で通るテンマ沢。水芭蕉の群落がある所だが、その水芭蕉が喰われてますねぇ。熊か鹿が食べたかは分からないけど。

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shibutuPA030866small.jpgモミジのグラデーション。

*山ノ鼻(1400m)
ビジターセンターの温度計は4.5℃。都会では冬の寒さであります。
一息ついてから軽く尾瀬ヶ原に出てみる。

*尾瀬ヶ原
草紅葉になった尾瀬ヶ原の最後を紫色に飾る花はエゾリンドウだ。

shibutuPA030316vga.jpg朝露に濡れたエゾリンドウ

shibutuPA030327small.jpg蜘蛛の巣に朝露

原の川上川(kawakamigawa)橋を渡り、拠水林を通れば尾瀬ヶ原は朝霧が晴れようとしている。もう少し早い時間帯であれば幻想的だったと思われる。

shibutuPA030322vga.jpg朝霧の尾瀬ヶ原と燧ケ岳

shibutuPA030323small.jpg霧が晴れていく

さて、本日のメインの至仏山登山に向かうべく、山ノ鼻に戻る事にしよう。
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shibutuPA030333vga.jpg至仏山にかかっていた雲が晴れていく。

shibutuPA030340svga.jpg秋色の山ノ鼻から快晴の至仏山頂を望む。良き登山日和となった。

【行程】
5:30戸倉第1駐車場(985m)
6:00バス・タクシー発
6:25鳩待峠出発(1591m)
7:20山ノ鼻着(1400m)
7:35原の川上川(kawakamigawa)橋
8:20山ノ鼻に戻る

次回は至仏山登山編の予定です。


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