秋色付き始めた遠見尾根 2015/9/21

●秋色付き始めた遠見尾根だが、、、　2015/9/21

シルバーウィークでどこのお山は混雑です。日帰りで行けそうな所という事で遠見尾根の山旅に出かけました。
紅葉の始まった遠見尾根から五竜岳を眺める計画だったのですが。

【目的山域】
白馬五竜テレキャビンで遠見尾根日帰り
【天候】
霧/晴れ/ガス

*白馬五竜テレキャビン
テレキャビンの運行前に駐車場に到着。駐車場の混雑は有りません。
麓から見る朝の山は霧で霞み上部が見えませんが、晴れそうな感じではありました。
ところで、「白馬五竜スキー場」のゴンドラだが、以前スキーで来た時は「五竜とおみスキー場」だったな。1997年に改称されたのか。
7時半からテレキャビン運行開始です。山麓駅に並んで登山計画書を提出した後、切符購入し乗車します。

朝霧のコスモスと山麓駅。コスモスを見ると秋だなぁと思いますね。

*アルプス平1515m
テレキャビンが登るにつれて霧が晴れていきます。この時はラッキーと思ったんだけどなぁ。
山頂駅のアルプス平から白馬五竜高山植物園の秋の花を見ながらちょっと下ってリフトを使い更に上の地蔵の頭を目指します。
地蔵の頭までは急な坂では無いのでリフトを使わずに登れますが、先の登りに備えての体力温存策です。

朝露のノコンギク

リフト上から唐松岳を望む

結果的に言えば、リフトから望む唐松岳や五竜岳の眺めが良かった。振り返ればリフト降車場越しに雲海の風景。絶景ですなぁ。


*地蔵の頭(1676m)
ケルンから五竜岳、唐松岳の眺望が良い。北アルプスの入口まで来たなぁという感じ。残念ながら白馬三山は雲の中。

*見返り坂
地蔵の頭から登って20分強で見返り坂。振り返れば地蔵の頭越しに麓の風景が飛び込んで来た。良い風景です。
此処までは天候も良く、遠見尾根からの眺望に期待が持てたのですが、、、
ガスが湧いてきた。
良い天気はココまで。

ガスって来ました。

*小遠見山(kotoomiyama2007m)
ガスって本来の眺望が分かりません。見えたのは鹿島槍ヶ岳だろうか？

*中遠見(2037m)
歩いていればガスも晴れるかも知れないと遠見尾根を進みます。
中遠見で瞬間で鹿島槍がちょこっと姿を見せてくれましたが、眺望はそこまで。

更に大遠見山を目指して30分程進みましたが、ガスは晴れず。眺望が得られないので11時Ｕターンで帰路としました。

ガスの中、ダケカンバの力強い姿。

尾根ではナナカマドが赤く色付いている。

オヤマリンドウが登山道脇にあちこち咲いています。

*地蔵の沼
帰路は地蔵の沼経由で下山とします。立ち寄った地蔵の沼は高層湿原であり、なじみの湿原植物の姿がありました。
ニッコウキスゲ？

キンコウカ？

*白馬五竜高山植物園
アルプス平までの下山中に良いなぁと思った所がココ。ココだけ見るだけでも白馬五竜に来た甲斐があったかな。
リンドウはエゾリンドウ、ミヤマリンドウあり。チングルマの実あり。コマクサが未だ咲いていたし、シナノナデシコは初めて見た。マクロンズ持参でまた行きたい所でありました。

ヤマハハコ

チングルマの実

アサマフウロ

コマクサがあった！

リンドウに潜り込む蜂

シナノナデシコ

【行程】
6:55白馬五竜テレキャビン麓・とおみ駅 エスカルプラザ駐車場820m着
7:30登山計画書提出後、テレキャビン乗車
7:48アルプス平
8:20地蔵の頭（1676m)
8:43見返り坂
9:34小遠見山と五竜岳方面分岐
9:40小遠見山kotoomiyama（2007m）着
9:55遠見尾根へ
10:30中遠見(標高2,037m)
11:00眺望得られずＵターン
11:30中遠見
12:47地蔵の沼分岐　アルプス平自然遊歩道
白馬五竜高山植物園散策
14:30アルプス平
14:35テレキャビンで下山

*帰り渋滞
安曇野ＩＣ前からアプローチ渋滞
塩尻付近渋滞6km
韮崎-双葉4km
笹子トンネル-小仏トンネル35km
初狩ＰＡに入るのに１ｋｍ列！！（21時）

以上はSilverWeek渋滞想定内として原PA,境川PAでひと眠りｚｚｚ