春一番の後にski~pilatus 2017/2/18 [蓼科]

●春一番の後にski~pilatus 2017/2/18 sat.
2月17日に春一番が吹き荒れ関東南部では20℃超えもありました。
ここpilatusもかなりの影響があったにせよ、降雪があったようです。樹氷はなんとか残っていた。
朝に見上げた北横岳は真っ白。八ヶ岳ブルーの空の下で樹氷が見られるかなと思っていましたが、ロープウェイ運行後はあらら曇ってしまいました。自然が相手だから自分の思った通りには行きませんが、ラッキーな事にカモシカに出遭えたのです。

pilatusP2182299small.jpg北横岳(ロープウェイ山頂駅から)

【ski場】
pilatus tateshina snow resort
長野県茅野市
積雪;110cm

【山頂駅の天候】
天候;晴れ
気温;-8℃
風速;SW9m/sec
営業開始前は晴れ、曇りのち午後晴れ

【樹氷】
北八ヶ岳ロープウェイ頂上駅付近の樹氷は春一番をサバイバルしたようです。2000m付近では淡い霧氷がカラマツに付いておりました。
pilatusP2180113small.jpg山頂駅のキツツキ

【アルプス眺望】
曇りながらも南八ヶ岳から北アルプスまで眺望あり。雲海に浮かぶアルプスです。
pilatusP2182309small.jpg南アルプス

pilatusP2182317small.jpg北アルプス

*鹿、カモシカ
八ヶ岳山麓ではニホンジカをよく見かけます。
また、北横岳の山腹では久しぶりにカモシカにも遠距離ながらも出会えました。
pilatusP2182281small.jpg麓の別荘地辺りにニホンジカ

pilatusP2182303small.jpgこちらは北横岳に居るカモシカ。鹿と違い牛の仲間です

*帰路
体力温存の為、滑走は午前で終了するのですが、帰り支度の間に晴れ間が広がってきました。
午後に活動していた登山者、スキーヤー達は青空の下で樹氷を楽しんだことでしょう。
pilatusP2180121small.jpg快晴となった北八ヶ岳。左から蓼科山、北横岳、縞枯山に茶臼山

pilatusP2182354small.jpgロープウェイ山頂駅をアップ。樹氷コースからカモシカコースのライン

pilatusP2182358small.jpgこちらは南八ヶ岳

カメラのお供は
OLYMPUS E-5 70-300mm, TG-2でした。


今シーズンは寒波があっても鳥取方面に雪が行ってしまった感があります。jet気流の変動なのでしょう。
2月4日立春後には南岸低気圧も殆ど無く、シベリア高気圧が弱ったところで17日に春一番。
春一番とは言っても、昨年2016年12月から南高北低の気圧配置は何度もありました。その度に雪が~、樹氷が~と思っていました。
ダメを押すように2月20日春二番、2月23日に春三番。2月に二度も三度も20℃前後(関東南部)の高温推移するなんてあり得ません。

気象庁(平成29年2月15日気象庁地球環境・海洋部の発表)によれば
気候系監視速報(2017年(平成29年)1月)気候系の特徴(2017年1月)
・世界の月平均気温偏差は、1891年の統計開始以来、2番目に高い値となった。
・エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっている(エルニーニョ監視速報No.293参照)。
・熱帯の対流活動は、平年と比べて、東南アジア付近で活発だった。
・850hPa気温は、中央シベリア~東アジアで高温偏差となった。
・月平均気温は沖縄・奄美でかなり高く、東・西日本で高かった。

サウジアラビアに洪水が起きる御時勢、日本の気候変動は未だマイルドなのかも知れませんが。


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