秋空の本栖湖 R1/8/24 [富士山]

●秋空の本栖湖 R1/8/24sat.
秋雨前線が南下して空気が入れ替わった関東甲信越地方。温度は高いもののカラッとした空気が清々しく感じます。
夏の避暑で訪れた富士五湖の本栖湖ではススキが穂を出し、秋を感じます。
でも、もう秋雨前線かぁ。夏は短かったですね。
motosuP8240152small.jpgススキの穂が目立つようになりました

motosuP8240161small.jpg富士山頂が雲の間から見えます。巻雲の秋空の下でカヌー、SUP、ウインドが盛んな本栖湖

saikoP8240165small.jpg西湖に移動。こちらも秋の空


【天候 切石】
      データ     時刻
最低気温(℃)     20.7     05:51
最高気温(℃)     31.0     13:43
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))     10.4(南)     15:18


お供のカメラは
TG-5でした。


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追記
グリーンランドも温暖化で大変だが、アマゾンは深刻な状況のようです。

農地にまで燃え広がるアマゾンの森林火災
NEWSはアマゾンの熱帯雨林が大規模な森林火災に見舞われていることを伝えている。森林火災の件数は今年に入ってから既に4万件近くに達しており、8月以降だけでも9500件を越す件数となっていて昨年のほぼ倍近くに達している。
火災範囲はブラジルのみならず、ボリビア、ペルー、パラグアイ、エクアドル、ウルグアイ、アルゼンチン北部、コロンビア北西部に及んでいる。地球の肺と言われるアマゾンの熱帯雨林が失われた際には環境変動が更に加速して行くのだろう。

参考記事
BBC News Japan
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-49443871




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夏バテ?香香 R1/8/13 [上野恩賜公園]

●夏バテ?香香 R1/8/13
曇っていればムシムシ~晴れれば蒸し暑い上野に到着したのは11時前。
ちょっと遅いし、食事を終えた香香達は寝てるだろうなぁ~と思ってはみたものの行って見なければ分からない。
uenoP8132235small.jpg


【目的山域】
上野動物園

【観覧待ち時間】
20分~30分

【天候東京】
      データ     時刻
最低気温(℃)     26.9     05:09
最高気温(℃)     35.5     13:04
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))     12.0(南東)     14:43
※17時現在

*香香ファミリー
梅雨明け後の蒸し暑い屋外の気候は、毛皮を纏った大熊猫にとっては厳しい環境です。本日は全員、空調がガンガン効いた屋内飼育室での展示です。2周したけど皆、寝てばかり。
uenoP8132233small.jpg一日分の笹だ


先鋒の香香は昼寝中。最近は体重が減って夏バテか?
2019年8月5日(784日齢)の測定の結果、体重は60.4kgでした(7月5日測定時61.1kgより0.7kg減少)。
uenoP8132278small.jpgダラーと寝ています

2番手の力力も昼寝。
uenoP8132251small.jpg

3番手は真真。やっぱり昼寝。
uenoP8132252small.jpg久々の真真でしたが、寝ていた

*涼を求めて雷鳥
香香ファミリーの後は雷鳥を見ながら休憩。雷鳥の飼育舎は涼しいんです。
uenoP8132272small.jpg雷鳥の棲む日本アルプスの気温を再現しているから涼しい~

*鳥の水浴び
不忍池でスズメが水浴びをしていました。ちょこまかしてますが、可愛い。
uenoP8132295small.jpg

オオワシも水浴びしておりました。こちらはスズメと違って大迫力の水浴びです。
uenoP8132351small.jpg頭を不忍池にザブーン

uenoP8132372small.jpg涼しげなオオワシでした


お供のカメラは
E-5 70-300mmでした。


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山の日に小机城址 R1/8/11 [横浜]

●山の日に小机城址 R1/8/11
JR横浜線小机駅近くに神奈川三名城に選ばれている小机城址があります。場所は小机駅と鴨居駅の間の城山トンネルの上、第三京浜が交差する所。
山の日にその小机城址に行ってみました。昼間の日差しはキツイので午後に行ったのですが、暑い日だった。
小机駅から歩いて15分程の小高い丘は、小机城址市民の森として整備されています。
kozukueP8110121small.jpg鶴見川の近くにあり、田畑が広がる中に小机城址はある


【目的山域】
小机城址市民の森
神奈川県横浜市港北区小机町
標高42m(比高22m)

【天候 横浜気象台】
晴れ
      データ     時刻
最低気温(℃)     26.3     04:40
最高気温(℃)     33.6     14:06
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))     5.6(南東)     19:05
※24時現在

*戦国の世
小机城は、永享の乱(1438年~1439年)の頃に関東管領上杉氏によって築城されたとされます。
時は戦国時代、長尾景春の乱のうち1478年(文明10年)に起きた戦で小机城が舞台となった。
長尾景春が主家上杉氏に対する乱を起こしたのですが、このとき景春の味方をした豊嶋氏が小机城に立てこもり、太田道灌と対峙した。
太田道灌は鶴見川を挟んで亀の甲山に陣をとり、約2か月かけて小机城を落城させたと言う。
その後は廃城となったが、この地域が後北条氏の勢力下に入ると北条氏綱の手により修復。家臣笠原信為が城主として配置され、小机衆が組織された。
1590年(天正18年)の豊臣秀吉の小田原征伐の際に小机城は無傷のまま落城。その後、徳川家康の関東入府のときに廃城とされた。

*遺構
竹林を登って行けば、城郭や石垣は無いものの、空堀、櫓台、本丸跡(未確定)、二ノ丸跡(未確定)の遺構があります。
惜しむらくは第三京浜が小机城址をぶち抜いている事。なんでこんな事したんでしょうか?
kozukueP8110098small.jpg城の登り始めは竹林から

kozukueP8110101small.jpg本丸と言われるが未確定

kozukueP8110113small.jpg空濠

kozukueP8110114small.jpg櫓台。雑木林で眺望はありませんが

kozukueP8110117small.jpg土塁

kozukueP8110119small.jpg二の丸とされるが未確定


*カブトムシの骸
本丸の周りの雑木林には地を這うカブトムシがおりました。自然のカブトムシを見るのは久しぶりなんですが、そのカブトムシの周りを見るとカブトムシの亡骸が夥しい。戦国の世に敗れ散った武士のようでもあり、そっとしておかねばならないと感じたのです。
空濠でアオスジアゲハの飛翔を見るにつれてその感が強くなったものです。
kozukueP8110104small.jpg兜を被った武士を思わせる。安易にカブトムシを採ってはならないと思います

kozukueP8110112small.jpg案内図。第三京浜が小机城址をぶち抜いている

古戦場でもある小机城址。心して行くべし。

お供のカメラは
TG-5でした。


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追記
台風10号の通過後の海岸線にはゴミが打ち上げられていたのを見るにつけ、このゴミがマイクロプラスチックになって行くのかと思うと心痛みます。そのマイクロプラスチックは今や海のみならず、雪、雨水に混じって空からも降ってくるようになったと言う。

北極にプラスチックの雪が降っている……最新研究で明らかに
8/15(木) 16:32配信
BBC News
ロジャー・ハーラビンBBC環境アナリスト

北極圏で小さなプラスチック片が雪に交じって降っていることが、最新の研究で明らかになった。1リットルの雪から1万個以上のプラスチック片が発見されており、科学者はその数に衝撃を受けたと話している。

これにより、人間の手が加えられていない最後の環境とされる北極圏でさえも、人間が空気中のマイクロプラスチックを吸い込んでいる可能性があることが明らかになった。マイクロプラスチック吸入による健康への影響は明らかになっていない。



雨水の90%にマイクロプラスチック、色とりどりの繊維が混入 米調査
8/15(木) 12:40配信
CNN.co.jp

(CNN) 米コロラド州デンバーとボールダーで行われた雨水の調査で、90%の雨水にマイクロプラスチックが含まれていることが分かった。米内務省と米地質調査所の研究チームがまとめた報告書「プラスチックの雨が降る」で明らかにした。

プラスチックは肉眼では見えないものの、顕微鏡で観察すると、採集した雨水の90%から見つかった。そのほとんどは色とりどりの繊維の形状で、青色を筆頭に、赤、銀色、紫、緑、黄色の順に多かった。

プラスチックの出所は不明だが、プラスチック汚染は世界中で大きな問題になっている。

雨水の中のプラスチックは、過去にもフランス南部のピレネー山脈に降った雨から検出されたほか、手つかずの島などでも見つかっている。海に流れ込む大量のプラスチックは魚などの生物を死なせ続ける。人間も1週間で平均5グラム、クレジットカード1枚分ほどのプラスチックを飲み込んでいるという調査結果もある。

そうしたプラスチックが健康にどのような影響を及ぼすのかは分かっていない。

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よこすか開国祭 開国花火大会 R1/8/3 [横須賀]

●よこすか開国祭 開国花火大会 R1/8/3
ペリー来航150周年を記念して2003年から始まった横須賀開国祭の花火大会。19時15分から19時45分までの30分間行われるのですが、打ち上げ総数は約5,000発もの大規模なものとなっています。
yokosukaP8030725small.jpg


【目的山域】
横須賀市三笠公園

【天候】
晴れ
最高気温33.7℃
最低気温26.1
(横浜気象台)

*よこすかサマーフェスタ2019
花火大会の前に横須賀地方総監部で一般公開されている護衛艦101むらさめに乗艦しようとしましたが、最終入場時刻15時30分に間に合わず。惜しい事をしました。
yokosukaP8030002small.jpg蛍の光♪が流れて退艦時間。乗艦に至らず


*会場の三笠公園へ
気を取り直して花火大会の見学会場の一つの三笠公園に参ります。
隣接の米海軍横須賀基地もヨコスカフレンドシップデーで入場出来きて花火大会を見る事が出来ます。但し、米海軍横須賀基地入場の際はパスポート等の身分証明書は必要です。
他にうみかぜ公園も会場となっていました。
yokosukaP8030011small.jpg東郷平八郎連合艦隊司令長官の銅像と戦艦三笠

yokosukaP8030018small.jpg5月のウィンドサーフィン三浦大会の記念缶がありました。夕方ですが、まだ暑い時間帯でしたのでありがたい


*花火打ち上げ
30分間と短めながらも5千発の花火大会ですから、目の前に開く花火は圧巻です。
今回は一脚(三脚は自粛)を持参しましたので、アートな花火撮影も初めて試しています。
yokosukaP8030039small.jpg先ずは、TG-5の花火シーンで通常撮影

yokosukaP8030725small.jpgEM-1に切り替えて花火のアップ

yokosukaP8030730small.jpg此処までは普通に撮影でした


yokosukaP8030732small.jpgここからアート風に撮ってみました。マニュアルフォーカスでピンぼけ状態からピントを合わせて行きます

yokosukaP8030756small.jpgこれはピントが合った状態からピンぼけ状態に持っていく

yokosukaP8030797small.jpgピンぼけからピン合わせ状態に持っていく


アート風に撮るのは難しい。露光時間2秒程の間にピントを動かしていくのですが、タイミングがなかなか合わない。シャッター開始のタイミングが速過ぎたり、遅すぎたり。ピントが合わない内にシャッター終了したりと8割、9割がボツ。
馴れが必要だなぁと思いつつ、三笠公園を後にしたのでした。
yokosukaP8030060small.jpg記念艦三笠を後にする

お供のカメラは
EM-1 24-60mm SWD
TG-5
でした。



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台風6号の影響は? 夏の尾瀬ヶ原行き 令和元年7月 [尾瀬]

●台風6号の影響は? 夏の尾瀬ヶ原行き R1/7/27
今週末は痛めた足のリハビリを兼ねて尾瀬ヶ原です。当初は梅雨は明けて晴れの予報でした。が、台風6号が発生。雲行きが怪しくなりました。
夜中、関越道は大雨。波乱含みの尾瀬行きスタートです。
沼田インターを降りて国道沿い"わたすげの湯"あたりで道路を渡るニホンサルを見た。
尾瀬の入口である戸倉駐車場に到着する夜明けの頃は曇り。ひょっとしたら、行動時間中はなんとか降雨に遭わずに済むかも?


【目的山域】
尾瀬ヶ原


【ルート】
鳩待峠1591m-山ノ鼻1409m-竜宮 往復

【天候】
曇りのち晴れ!のち雨
気温 23℃ 山ノ鼻ビジターセンター 13時

*鳩待峠から山ノ鼻まで
戸倉駐車場から鳩待峠までは乗合タクシーで約20分。曇ってはいますが、降雨には至らず。
痛めた右ひざをストックでカバーしながら、尾瀬ヶ原の玄関の山ノ鼻へ向かいます。
木道はウェット状態でしたので、スリップに厳重注意しながらの歩行でした。
山ノ鼻に近づけば雲の間から青空が覗く。そして、山ノ鼻に到着すれば晴れ!ラッキーな展開となりそうです。
ozeP7271832small.jpg出発時はガスガス


*山ノ鼻でアサギマダラ
休憩していたら、野アザミに吸密しているアサギマダラを見つけました。あまり人を恐れないのか近寄っても逃げません。写真を撮るにはラクですね。
さて、このアサギマダラは渡りをする事で知られています。日本本土から南西諸島、台湾まで飛行するとか?移動にかける情熱たるや感服いたします。
ozeP7271871small.jpg野アザミ

ozeP7270572small.jpgこの子は何処から飛翔して来たんだろう?

*山ノ鼻から竜宮 往路
山ノ鼻を出発すると直ぐにコオニユリが出迎えてくれました。
尾瀬ヶ原では、カキツバタ・アヤメの見頃は終わっていて、キンコウカが咲き始めています。
歩いているうちに至仏山、燧ケ岳の山頂に掛っていた雲は取れていき、大堀川に着くころには青空が広がりました。
ozeP7270575small.jpgコオニユリ

ozeP7270577small.jpgカキツバタのシーズンは終了する中で残って咲いていた株

ozeP7270580small.jpgアキアカネ

ozeP7270596small.jpgナガバノモウセンゴケには白い花が咲いていた

ozeP7271897small.jpgトキソウ

ozeP7271914small.jpgイワショウブも咲き出した

ozeP7271920small.jpg池塘越しに燧ケ岳

ozeP7270659small.jpgキンコウカの群落

ozeP7270668small.jpg

ozeパノラマ1small.jpg至仏山を望む大堀川のパノラマ


*池塘にはイモリ
休憩していたら、水の中をゆっくり進むイモリを発見。至近距離だったので池塘でのモデルになってもらいましたw
ozeP7271937small.jpg

ozeP7271936small.jpgぬぅっと水面から顔を出すイモリ


*ニッコウキスゲの残念な現実
7月の中旬から下旬に夕張メロン色に尾瀬ヶ原を彩っていたニッコウキスゲ。特に大堀川から竜宮の辺りの絨毯が絶景でした。
確かにニッコウキスゲには当たり年と外れ年があって、今年はどうかな?と楽しみにしていました。
が、今年は外れ年以上にニッコウキスゲの株が少ない。ニッコウキスゲのシーズンも終わり近いにせよ、カメラの視野に入る個体は1輪2輪3輪・・・以上カウント終了。

ozeP7270634small.jpg
所謂、鹿の食害です。竜宮あたりでは鹿がヌタを作ってグチャグチャ状態。水芭蕉を食うわ、ニッコウキスゲを食うわで崩壊の危機にあります。
本来、寒冷地の尾瀬には鹿は居なかったのですが、温暖化で鹿が侵入し2010年辺りから被害が拡大しています。
鹿に個人的な恨みは無いけど、大人しくしていなさい。
ozeP7271979small.jpg竜宮近くのヌタ場

この日は標高の高い尾瀬沼(1660m)のニッコウキスゲが良かったようです。数え切れないほど咲いていたそう。


*嘗てのニッコウキスゲ
昔の尾瀬ヶ原の写真を引っ張り出して嘗てのニッコウキスゲを見てみました。今と全然違う。
110711ozeP7110513small.jpg2011年7月の大堀川のニッコウキスゲ

120714ozeP7143293small.jpg2012年7月の様子。未だ未だ黄色い絨毯が見られた

170716ozeP7163273small.jpg2017年7月はちょっと少ない

*竜宮から山ノ鼻 復路
至仏山の山頂に雲が掛りだした頃にUターン。天候が怪しくなる前に撤収が基本です。特に午後からは降水予報が出ていれば尚更。
ozeP7271985small.jpgドクゼリ。白い花火のように花が咲い綺麗ですが、有毒です

ozeP7271989small.jpg僅かに残っていたワタスゲ

ozeP7271996small.jpgネジバナ


*ヒツジ草
復路のお昼の時間帯となれば池塘に水連のヒツジ草が咲きはじめます。

ozeP7272000small.jpg
ozeP7271992small.jpg



*鳩待峠に戻ったら
山ノ鼻に戻る頃ば雲が増えて、降雨が予想されました。それでも気温は23℃。暑いです。
午前中の晴天を山ノ鼻十二山神に感謝して鳩待峠に戻りましょう。
ozeP7272018small.jpg山ノ鼻十二山神


14時前、木道から鳩待峠手前の石段に変わる頃、ポツリポツリと雨が降り始め、鳩待峠が見えた時はザーと降り出しました。
ちょっとは濡れたのですが、何とかセーフの尾瀬ヶ原でした。


【行程】
戸倉第一駐車場着 6:20
戸倉第一駐車場発 6:50
鳩待峠着 7:10
鳩待峠発 7:20
山ノ鼻着 8:30
山ノ鼻発 8:40
牛首 9:50
大堀川 10;15
竜宮小屋着 11:10
竜宮小屋発 11:25
牛首 12:05
山ノ鼻着 12:40
山ノ鼻発 13:00
鳩待峠着 14:00


お供のカメラは
EM-1 12-60mm SWD

TG-5
でした。


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追記
下山後に宿泊した片品温泉郷は曇り、翌日は涼しい雨だった。しかし、関越道に乗る頃には暑さが戻ってきたのです。暑い夏の始まり。
katashinaP7282031small.jpg尾瀬の玄関口、片品村では未だ紫陽花が見頃

katashinaP7282034small.jpg

katashinaP7282037small.jpg台風6号崩れの熱帯低気圧通過で結構な雨が降ったのでした




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