霧氷が見られた かぐらski H31/1/12 [新潟]

●霧氷が見られた かぐらski H31/1/12sat.
標高1,845mのかぐらスキー場、標高の高さ故に新潟県であっても雪質が良い。樹氷も霧氷も見られるスキー場と思っています。
年末あたりから冬型の気圧配置が続き、新潟県は当然ながら雪。訪れた湯沢町にあるかぐらスキー場の積雪は3m!

【目的山域】
かぐらスキー場
新潟県湯沢町
標高1,845m/ 620m(標高差1,225m)

【天候】
12日
晴れ
気温-9℃
訪れた日は冬型の西高東低の気圧配置が崩れて晴れ!ラッキーです。

*みつまたエリア
三俣ステーションからロープウェイでみつまたエリアへ。リフトで上がれば霧氷が待っていました。
kaguraP1120902small.jpgみつまたエリアの霧氷

*かぐらエリア
かぐらメインゲレンデの高速リフトで登った先は神楽峰を眺めるところ。山頂付近には樹氷が見えます。
kaguraP1120912small.jpg


*林間エキスパートコース
第5ロマンスリフトを降りればBCの為の神楽ゲート。ビーコン必須のBCエリアなのです。

kaguraP1120916small.jpg


当方はそちらには行かずにゲレンデスキー。ゲレンデとは言っても林間エキスパートコースです。普通に(ネット潜りせずに)滑っていても林の中を滑降せねばなりません。
kaguraP1120921small.jpgナナカマド?の実が残っている!野兎の足跡もある。ストックを刺せば完全に埋まる積雪量


*和田小屋
今夜は定員50名の和田小屋に宿泊致します。かぐらメインゲレンデ前にあり、人気があるので予約で直ぐ埋まってしまいます。
暖房は効いて、ご飯は美味しいし、お風呂もある。しかし、山小屋ですので雑魚寝w
歯ブラシと手拭いだけデイパックに詰め込んで行けば何とかなる。
kaguraP1120933small.jpg和田小屋の夕食。米が旨い

翌朝はかぐらのファーストトラック滑走が待っています。


お供のカメラは
TG-5でした。



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春ならぬ、夏スキー~かぐらスキー場 2018/4/22 [新潟]

●春ならぬ、夏スキー~かぐらスキー場 2018/4/22sun.
全国的に真夏日を記録した4月22日。
新潟のかぐらスキー場へと参りました。豪雪地帯で標高が標高1845m(かぐらエリア)あるから、例年なら5月下旬まで滑走出来るハズ。
周辺のスキー場がクローズする中で、春から(自分を含めて、)諦めの悪い(笑)スキーヤー・ボーダーで混み始めるスキー場であります。
kgrP4220820small.jpgみつまたエリアからゴンドラでかぐらエリアに到着すれば、鯉のぼりがお出迎え


【目的地】
かぐらスキー場
新潟県南魚沼郡湯沢町

【気温】
快晴
気温9℃(営業開始時)
SW4m
積雪量;230㎝

最低3℃
最高21℃

三国トンネルを抜けて苗場スキー場の前を通りましたが、その苗場スキー場は殆ど終了状態。
みつまたステーションから見ても雪が有るようには見えません。が、ロープウェイで"かぐらエリア"に繋がる"みつまたエリア"に上がれば(辛うじて)コースを維持しておりました。
さすが、かぐらスキー場とは思いましたが、"みつまたエリア"での雪集めが大変だった事でしょう。
kgrP4220801small.jpg通りすがりの苗場スキー場。筍平ゲレンデは営業中とあったが、ホントに滑れるの?と散々な状況

kgrP4220811small.jpg国道17号沿いを流れる清津川。みつまたステーションから乗車したロープウェイ車窓。雪が有るようには見えませんが、この先に"みつまたエリア"の雪が待っていた


さて、みつまたステーション早朝到着後は程々の冷え込みだったものの、陽が昇るにつれて手元の温度計は20℃を越えて30℃近くまで上昇します。
春スキーどころか暑い夏スキーだったなぁ。暑さのあまり山シャツでの滑降と相成りましたが、Tシャツで滑る方もちらほら。
快晴ですからゴーグル類は必須でしたね。裸眼で滑った方は大丈夫だったかと思わず心配です。

kgrP4220831small.jpg標高1845mのかぐらエリアは未だイケる。標高があり、かつ豪雪地帯である事はスキー場での美点だ

kgrP4220857small.jpg田代エリアから。完全解氷している田代湖に向かって滑ろう


kgrP4220864small.jpg"かぐらエリア"への繋ぎ(玄関口)である"みつまたエリア"は薄氷を踏むが如しの状況だった。雪を掻き集めて何とか営業してます


今シーズンの積雪は2月半ばまでは有りましたが、2月下旬からは高温推移でままならぬ状況でした。
3月からは掟破りの高温推移が4月も続いています。この先どうなってしまう?

お供のカメラはTG-5でした。


追記
融雪のため、かぐらスキー場の「みつまたエリア」は滑走不可となったようだ(5月2日現在)。
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【お客さまへご案内】
ここ最近の気温上昇・雨天による融雪が進んでおり、雪および安全確保のため「みつまたファミリーコースおよびゴンドラライン」につきましては、かぐらエリアへの連絡用コースとさせていただきます。
お客さまには大変ご不便をお掛けいたしますが、滑走はかぐらエリア・田代エリアでお楽しみくださいませ。
(※みつまた第1高速リフトは下り乗車もご利用いただけます。)
かぐらパノラマコースはコースコンディション不良のため閉鎖となります。
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GW半ばであっても融雪が加速したため、周辺で泣く泣くクローズしたスキー場もあります。
スキー場コメントを見てみました。
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・苗場スキー場 5/6終了予定→4/30終了
苗場スキー場は雪解けが想定以上に進んでおり、安全に滑走できるゲレンデ維持が困難になったため、スキー場営業は4月30日(月・祝)で終了とさせていただきます。

・谷川岳天神平スキー場 5月上旬→4/30終了
例年発生する強風雪による運休が今シーズンは合計9日と昨年に比べて大幅に減少いたしましたが、一方でラニーニャの影響なのか西風の天候が続き、例年5mに達する積雪量も3.5mにとどまり3月以降まとまった積雪がなかったことからシーズン終盤は雪不足となり、例年GWまでの営業期間が短くなりご迷惑をおかけいたしましたことをこの場を借りてお詫び申し上げます。

・丸沼高原 5/6終了予定→???
暖かい日が続いたことでゲレンデの融雪が進みました。
バイオレットコースの安全確保が困難となったことから、明日、5月3日(祝)の営業をもちましてバイオレットコース、第2リフト、中央リフトの営業を終了とさせていただく予定です。
翌5月4日より第8リフトとコバルトコースにて営業をさせていただく予定ですが、コンディションによっては営業が出来ない場合もございます。
暖かい日が続きお客様には大変ご心配をいただいていますが、4日以降の営業体制につきましては、3日の17時までにオフィシャルサイト等でお知らせさせていただく予定ですので、今しばらくお待ちください。
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等々。
速過ぎる融雪に打つ手なし。

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十日町に泊まって松之山温泉スキー場で春スキー 2018/3/11 [新潟]

●十日町に泊まって松之山温泉スキー場で春スキー 2018/3/11sun.

*十日町石彫シンポジウム
前日、なかさと清津スキー場を滑走した後は十日町市街に投宿致しました。
街中を散策しておりますとやたらと石の彫刻が目に付くのです。
十日町石彫シンポジウムと言って、「人と街のあいだに置きました」そうです。アートな町だなぁ。
nakasatoP3100582small.jpg冬の朝

nakasatoP3100583small.jpg南北の人

nakasatoP3100584small.jpgSanctuary

nakasatoP3100586small.jpg妻有の人々
86点の作品が何気に置かれております。アートが身近にあって良い町です。

さて、本日は同じ十日町にある松之山温泉スキー場を初めて訪ねました。
新潟でも豪雪地帯と言われる松之山温泉のスキー場であります。
リフト2本のロコスキー場ですし、リフト待ちはありません。
なんと!パッと見でスノースクートやらエアボード滑走者が目に付くスキー場。エアボードは面白そうだ。
更にスノースケートも居ればカイトウィンドも滑っている!カイトウィンドなら風さえあればスキー場を登って行っていけるかも?!リフト代要らないw?

他にもスノーカヤックも管理棟脇にありましたが、どうやってリフトに乗るのだろう?

【目的地】
松之山温泉スキー場
新潟県十日町市 松之山 天水島909番地

【天候】
天気;晴れ
積雪量240cm
気温:最低-2℃ 最高12℃
雪質;アイスバーン→ザラメ
当日の雪質は高温推移もあって湿雪の下にアイスバーンの感じでしたが、太陽が昇るにつれてザラメ状になって参りました。
豪雪地帯ではありますが、リフトから地形を見ていれば、高温推移で滑走エリア外では流石に地肌が出ている所もあり、雪崩が起こった所もあります。

スキー場 コース規模
標高 最高(m)    709m
標高 最低(m)    383m
標高差(m)    329m
最大斜度(°)    30°
最長滑走距離(m)    2000m
コース本数    6本
リフト本数    2本

ポールが設置されておりましたが、最初は遠慮していたものの、但し書きを良く見ると一般開放されているようです。ポール練習させて頂きました。何気に好印象です。

matunoyama-(2018-03-11-7-12)small.jpgゲレンデ上部にはスラローム、ゲレンデ中間部にリーゼンスラローム間隔の旗門がセットされておりました。写真はリーゼンスラロームの間隔でセットされた旗門を通過中の図


遠くを見遣れば棚田があります。夏季にも訪れてみたいと思わせる風景が広がっていた。

matunoyamaP3110636small.jpg


お昼になれば、そこそこ滑っていた人の姿はゲレンデから消えて、プライベートな貸切ゲレンデと化しました。皆さん一斉に食堂に行ったんだな。


お供のカメラは
TG-5,goproでした。

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雪原カーニバル~なかさと清津スキー場 2018/3/10 [新潟]

●雪原カーニバル~なかさと清津スキー場 2018/3/10
雪融けの春も近い3月、新潟では各地でイベントが行われるようですが、その中で"雪原カーニバルなかさと"に出かけました。今年で30回を数える春を呼ぶイベントなのです。
開催場所は"なかさと清津スキー場"。関越自動車道「塩沢石打IC」から車で40分の処であり、上越国際当間スキー場の南西に位置します。
スキー滑走を楽しんでからの雪原カーニバル参加であります。
nakasatoP3100551small.jpg雪原カーニバル当日の早朝。夕刻になればキャンドルが灯される


【目的地】
なかさと清津スキー場
新潟県十日町市 市之越卯1077

【天候】
天気;雪/晴
積雪量;180cm
雪質;湿雪

*なかさと清津スキー場(旧 上越国際清津スキー場)
土日祝日、年末年始(12/29~1/3)営業のローカルスキー場でして、空いています。
何故に空いているか? 関越道を湯沢IC、塩沢石打ICで降りれば目の前の数多のビッグゲレンデのスキー場を横目に、一山越えて更に小一時間かけて小規模なスキー場に来るスキーヤー・ボーダーさんは少ないのでしょうね。
故に運営資源を集中すべく土日営業となったのでしょう。
しかしです。平日は北斜面のゲレンデにひたすら雪が降っている訳ですから、営業日は新雪滑りが期待出来るというもの。空いてて、新雪が楽しめ、待ち無しの高速クワッドで何本もクルージング滑走出来ますし、スキーヴィレッジ設備は上越国際の時のままですから好感度のスキー場となっています。
nakasatoP3100556small.jpg
スキー場の歴史を紐解けば、
スキーバブルが過ぎ去り、2001年まで上越国際スキー場が営業管理していた上越国際清津スキー場でありましたが、廃止予定となったものを2002年中里村(なかさとむら)の村営で土日営業のスキー場となった模様であります。その際にスキー場の名前が"なかさと"+"清津スキー場"に変更されたのでしょう。
その中里村も2005年に市町村併合により十日町市と相成りました。

スキー場 コース規模
標高 最高(m)    769m
標高 最低(m)    501m
標高差(m)    268m
最長滑走距離(m)    1800m
コース本数    4本
リフト本数    1本(クワッド)
他にリフトは休止の2本がありますが、動くことは今後も無いでしょう。
心配なのはこれで営業がやって行けるのかです。雪原カーニバルのある日でも余裕有り過ぎでしたし、綻びの出始めたスキーヴィレッジの修繕も進んでいないようですし。
nakasatoP3100568small.jpg空いているコースはロングクルージングにぴったり

nakasatoP3100577small.jpg

*雪原カーニバルのはじまり
今年(平成30年)に30回を数える雪原カーニバル。こちらは午後から続々とカーニバル目当ての大勢のお客さんが増えてきました。
最初は、1989年(平成元年)に「中里で百万ドルの夜景を」「光り輝く百万ドルの夜景」というコンセプトのもとキャンドルが灯されたそうです。
当初キャンドル数は7千本。これは当時の中里村の人口です。その後、回を重ねるたびにキャンドルの数が増えて現在は2万本と相成りました。
スキー場は3時でクローズし、キャンドルを並べていきます。こちらは一旦、十日町の宿に行き、シャトルバスにて会場に戻って参りました。
夕暮れ時に参加者皆でキャンドルに点火して行きます。近くにあるキャンドル狙いの方やら一番遠くにあるゲレンデ上部のキャンドルの点火に燃える方やらで点火の順番は思い思いでした。

nakasatoP3100599small.jpg

nakasatoP3100606small.jpg

nakasatoP3100610small.jpg
冷えた体を熱燗で温めながら、幻想的なキャンドルの灯りとオリオン座の輝く空に花火が上がれば、言葉もなく見遣るばかり。
空に舞う花火には綺麗さだけでは無く、亡き者への鎮魂の意味もあるのです。
nakasatoP3100614small.jpg星空も綺麗な夜に花火があがる

nakasatoP3100619small.jpg

nakasatoP3100626small.jpg雪像も素晴らしい


カメラのお供は

TG-5でした。

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かぐらスキー場はホワイトアウト 2018/2/11 [新潟]

●かぐら ブルー&ホワイト 2018/2/11sun.
昨日の青空から一転して、雪降るかぐらスキー場でありました。
kaguraP2110282small.jpg雪舞う中、ブルーグレイの時間帯から圧雪のはじまり

kaguraP2110288small.jpgライブコンポジットで撮った圧雪車のライトの流れ


【2018/2/11sun.天候】
天気;雪
気温;-4℃
積雪;350cm(降雪5cm)
雪質;湿雪
風向;西北西  6-9m/s

*1stトラック
南岸低気圧の接近で気温が高く推移すると思われましたが、かぐらスキー場では雪です。
和田小屋宿泊者の特典である朝一番で滑るファーストトラックの頃にはガスが深くかかり視界30mも無いくらいのホワイトアウト。
かぐらメインゲレンデのファーストトラックの滑走は視界不良で思い切り滑ることが出来ずにちょい残念ではありましたが、自然が相手ですから色々なコンデションを受容れないとなりませぬ。
kaguraP2110290small.jpg昼間は食堂となる和田小屋さんに宿泊


*雪質
気温が高めに推移しているのか?雪は針棒状の結晶です。
kaguraP2110295small.jpgスキー板に降った雪の結晶

*かぐら林間エキスパートコース
ファーストトラックが今一であったものの、雪が降っていますから林間エキスパートコースの新雪滑りが楽しみになります。
第五ロマンスリフトで上がって見れば、バックカントリーの神楽ゲートは視界不良で閉鎖の様子。当方は林間エキスパートコースを行きます。
こぶこぶのコースは新雪があって昨日比で滑り易い。
しかしです。当方は普通のカービング板での滑走チャレンジですので最後には新雪に捕まって転倒。
新雪ですので転倒しても痛くはありませんが、樹木の位置によっては危険だからヘルメットは被った方が良い。
そんなワイルドなコースですから自分も含め滑走者のヘルメット装着率は高いスキー場であります。
kaguraP2110301small.jpgシラビソとダケカンバの植生が見られる林間エキスパートコースを滑る

kaguraP2110309small.jpgダケカンバの霧氷

*帰り道
みつまた駐車場に帰って見れば、ほゞ満車状態。
帰りに寄った駐車場近くの街道の湯も大盛況の御様子。靴の置き場も無い位だったので今回の温泉は諦めw
帰り道に青空が覗いてきたのですが、新雪を頂いた山の風景が素晴らしく見えたのです。
kaguraP2110335small.jpg

カメラのお供はTG-5でした。



*オリンピックでよく見かけた選手の板のメモ
序盤は風が吹き荒れて運営が問題視された隣国の冬季オリンピックですが、表彰式で掲揚される日の丸は誇らしい。
さて、モーグル競技でブランドロゴ id をよく見かけたのですが、どこの板?と言う感じでしたが、調べたらID one [ アイディーワン ]と言う日本製の板だったのですねぇ。
群雄割拠した嘗ての日本のスキー板メーカーは倒産したり、撤退したりと寂しい感があった中、ID oneに注目してみたい。因みに製造はオガサカらしい。

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かぐらスキー場は青空 2018/2/10- 2/11 [新潟]

●かぐら ブルー&ホワイト 2018/2/10sat.- 2/11sun.
建国記念日の三連休は新潟県湯沢町にあるかぐらスキー場でありました。
広大でかつ標高は1845mありますし、晴れた日の眺望もなかなか良いワイルドなスキー場です。
宿泊はかぐらメインゲレンデにある和田小屋さん。ここは山小屋なんですけど、予約が直ぐに埋まってしまう人気の山小屋であります。

【2018/2/10sat.天候】
天気;晴れ
気温;-7℃
積雪;350cm

*かぐら林間エキスパートコース
早朝、三俣の駐車場に到着。ロープウェイ近接の事務所にて和田小屋宿泊のチェックインを致します。勿論、事前予約は必要であります。
宿泊荷物をディパックに詰め込んで、いざ出発!
ロープウェイ、ゴンドラを使い、標高1380mに位置する和田小屋さんに到着。
地下に荷物をデポして身軽になってから、第5ロマンスリフトで本日の目標である標高1845mの林間エキスパートコースに向かいましょう。
リフト頂上にあるバックカントリー用の神楽ゲートはオープン。続々と神楽峰(標高2029m)方面に向かうバックカントリー愛好者達を見送りながら林間エキスパートコースにチャレンジ!
ここは斜度30度、長さ700mの非圧雪のこぶこぶコースだ。
今日は青空で眺望もヨシ。

kaguraP2100243small.jpg

*田代ゲレンデ
田代エリアの田代湖を眺めながらの滑走も乙なものです。
今回は田代ゴンドラ駅まで足を伸ばしてみました。苗場エリアと繋がるドラゴンドラで知られているゴンドラ駅なのですが、殆ど乗っていないような感じでした。只でさえ横に広くどこまで行ってもスキー場ですから、ドラゴンドラで苗場まで行ってしまうと時間切れで帰れなくなる?心配がありますねぇ。
kaguraP2100256small.jpg苗場エリアに行けるけど、帰りの時間を考えて乗りましょうw

kaguraP2100255small.jpg


kaguraP2100259small.jpg田代エリアの非圧雪の雪原風景
kaguraP2100261small.jpg木立の影
kaguraP2100267small.jpg左に苗場山(2145m)と右に神楽峰(標高2029m)。苗場山はかなりの急斜面ですねぇ

*和田小屋
本日は山小屋泊です。山小屋とは言ってもお風呂はあるし、ぽかぽか暖かい。
此処のゴハンは美味い!気候の厳しい所は食材にメリハリがあるのでしょうね。
眠る時は相部屋なところが山小屋です。

kaguraP2100280small.jpg


カメラのお供はTG-5でした。

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オガサカを投入した、かぐらスキー場行き 2018/1/13 [新潟]

●オガサカを投入した、かぐらスキー場行き 2018/1/13 sat.
月夜野を通り、三国峠(みくにとうげ)のトンネルを抜けても星空だった。トンネル先にある温度計は-14℃を表示。
晴れそうだけど寒い日の始まり。

さて、新潟県三条市にてJR信越線が大雪で立ち往生したのが11日から12日。
当然、新潟県湯沢町に入れば雪道を覚悟していたのですが、意外にも大雪の影響は無かった様子(アメダスによると11日の湯沢町の日積算降水量は1.5mm)。里雪だったんですね。

今回はおニューの国産スキー板を担いでかぐらスキー場へお出掛けです。

【天候】
晴れ後曇り後雪
気温:-14℃
積雪量(かぐらエリア):320cm

*みつまたエリア
みつまたロープウェイを降り、新しい板を履いてリフト乗場までの最初のターン。軽快に滑れるのでヨシ。
新しい板はオガサカのケオッズ KS-TXの155cm。板の新規投入は十数年振りであります。


朝のみつまたエリアはかぐらエリアへ急ぐスキーヤー・ボーダーさんが多いためか、大会バーンが空いておりました。

kaguraP1131054small.jpg


ほぼファーストトラックが楽しめそうなバーンでありましたので最初の滑走に挑んでみましょう。

kagura1(2018-01-13).jpgOGASAKA Keo's KS-TX 155cm R11.6m


ショートターンは当然としてロングターンも行けそうな板であります。軽くて良。
ただ、トップシールの加工がGoproの粘着テープと相性が宜しくなくてon borad撮影でトラブル発生!
kagura2(2018-01-13).jpgGoproが飛んだ~

*かぐらエリア
かぐらを代表する林間エキスパートコースに通じるのが第5ロマンスリフトであります。
装備万端で神楽峰方面へバックカントリーをする方、パウダーを求める滑走者で賑わう所なのです。

kaguraP1130010small.jpg新潟の山並みの景色も良い

kaguraP1130002small.jpg雪質はパウダー


コース内を滑っても此処の"林間"は本当に林間になり、木々の間を滑る事が出来ます。かぐらに行ったら是非チャレンジしたい。
kagura4(2018-01-13).jpgこんな所はファットスキー向きなんでしょうけど、カービングの板で何とか乗り切ります

*田代エリア
田代湖の景色がヨロシイところですね。湖はほゞ結氷。
kaguraP1130017small.jpg


カメラのお供は
TG-5, Gopro Session
でした。







追記
年明け早々日本売りのニュースがあった。

---
 公共インフラの民間売却容易に 自治体の負担軽く
    2018/1/4 1:30
    日本経済新聞 電子版

 政府は地方自治体が運営する公共インフラの民間への売却を促すためPFI(民間資金を活用した社会資本整備)法を改正する。上下水道や公共施設の運営権を売却する際、地方議会の議決を不要にし、国から借りたお金を前倒しで返すことも認める。公共インフラの老朽化が進む中、民間の資金を使った低コストの運営に転換し、公共料金の引き下げも視野に入れる。

 政府は2017年にPFIを推進する行動計画を改定し、インフラの売…
---引用終わり

上下水道を外資を含む民間に売って借金返しなさいよ!と言う法案ですな。
地方議会の議決が不要って何?自治体の上下水道施設は住民のものでもあるでしょうに。住民の御意見無用で誰が誰に売るの?
グローバル化の中での改革やら、民営化やら、規制緩和の多くが日本国民の豊かさには結びつかず、外資を含めた特定企業の利益拡大にしかならない。
農業(種子法廃止)、漁業(漁業権の入札制)に続いて水が奪われるか。


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山に入れば山小屋が宜しいようで~かぐらスキー場 2日目 2017/4/2 [新潟]

●山に入れば山小屋が宜しいようで~かぐらスキー場 2日目 2017/4/2 sun.
和田小屋に宿泊すると翌朝の整備された"かぐらメインゲレンデ"で1st trackを楽しめます。
下からスキーヤー・ボーダーさんが登ってくる間の1時間程の間、少人数かつ整備されたゲレンデで爽快に滑る事が出来るのです。
スキー場中腹にある山小屋の宿泊の利点と言えましょう。
kagura_snap_shot(2017-04-02)Asmall.jpg1st track滑走


【かぐらスキー場 天候】
快晴
最高5℃
最低-6℃

積雪 かぐら380cm・田代350cm・みつまた330cm
新雪 1cm

*夜明け
ブルーグレーの時間に起きて小屋の外に出て見た。晴れたり霧になったりの展開でしたが、晴れの期待が出来そうな感あり。
圧雪車がメインゲレンデを整備の真っ最中でした。
足元を見ると、整備されたゲレンデの上に(たぶん)テンの足跡が続いておりました。山は人間だけのものではありません。
kaguraP4020413Asmall.jpgブルーグレーのかぐらメインゲレンデ


kaguraP4020419Asmall.jpg小屋前のテン(たぶん)の足跡


kaguraP4020435Asmall.jpgかぐらの夜明け


kaguraP4020446Asmall.jpg整備された"かぐらメインゲレンデ"。ここを1st tackで滑ります


*7:30 1st track
リフト運行開始時刻から逆算するように、6時45分から和田小屋の朝食は始まる。
朝食も旨い。名前は山小屋ですけど、昼はレストランですから。
美味しい食事の後は宿泊荷物を地下室にDepo.してから1st trackに向かいます。
かぐら第一高速リフトに乗って行けば、雲海がなびく風景が待っていました。雲海を突き抜ける標高のあるスキー場の風景は素晴らしいものがあります。
滑走はメインゲレンデを充実の数本。
kaguraP4020448Asmall.jpg雲海に浮かぶゲレンデ


kagura_snap_shot(2017-04-02)Asmall.jpg朝イチの整備されたゲレンデを滑走


*林間エキスパートコース
9時から林間エキスパートコースに通じるかぐら第5ロマンスリフトの営業開始。
営業開始15分位前からかぐら第一高速リフト降り場横で待ち始めましたけど、人がどんどん集まってくる~。
係の人がゲートを少しずつ進めながら、パッと横に避けて一斉スタート。5ロマ乗場までのレース開始。
いやはや"かぐらスキー場"の人気のコースです。

kaguraP4020457Asmall.jpg

kaguraP4020466Asmall.jpg


晴れたこの日はKG-1ゲートはオープン。バックカントリーには雪も安定して良さそうです。kaguraP4020467Asmall.jpg


kaguraP4020480Asmall.jpgダケカンバを仰ぎながら休憩。春スキーですねぇ


kagura_パノラマ1Asamll.jpg越後の山並み


kaguraP4020428Asmall.jpgお世話になった和田小屋さん。デポした荷物を回収して滑走しながら下山となります


お供のカメラは
TG-2, Goproでした。

山に入れば山小屋が宜しいようで~かぐらスキー場 1日目 2017/4/1 [新潟]

●山に入れば山小屋が宜しいようで~かぐらスキー場 1日目 2017/4/1 sat.
4月に入り、スキーシーズンは終盤と言うか、シーズン終了するスキー場も多くなってきます。
営業期間が長い事で知られる"かぐらスキー場"に参りました。
嘗て"みつまた・かぐら・田代スキー場"と言われていた頃、標高が高きが故にある雪でGWに滑った事があります。その頃はパラレルも覚束ない技量でしたけど初夏の陽射しが眩しかったものです。
今回は、かぐらエリアにある和田小屋さんに宿泊してのスキーです。山小屋宿泊スキーは滅多出来ません。興味津々で出発。
kaguraP4010368Asmall.jpgダケカンバに霧氷が付いた。ロープウェイ山麓駅にて


【天候】

気温;-3℃
 
【かぐらスキー場みつまたステーション】
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣

標高     1,845 m / 620 m
(標高差)     (1,225m)

みつまたロープウェイ山麓駅の標高620m(地理院地図読み)。
ロープウェイ頂上駅の標高は880m(地理院地図読み)
キロ程:823m
高低差:251m
速度:7.0m/s
搬器定員:121人
kaguraP4010369Asmall.jpg大型の搬器に掛け替えられたかな?


尚、ドラゴンドラはシーズン終了。

*ロープウェイ出発前
小屋泊りですが、宿泊道具は持参しなければなりません。夜の寒さはどうだろうか?と色々考えてday packに荷物を一杯に詰め込み、ロープウェイ山麓駅の先にある事務所で宿泊料、滑走券の清算購入をします。

【和田小屋宿泊料金】
和田小屋宿泊料 7,800円
リフト料金 1日券3,200円*二日
計14,200円也
滑走券は割安になりますけど、荷物持って自力で滑走して和田小屋さんまで行くのです。

*みつまたエリア       
みつまた第一高速リフト1059mでみつまたエリア内の向山を登って、
かぐらゴンドラ山麓駅(標高960m 地理院地図読み)に滑り込みます。
かぐらゴンドラ山頂駅(標高1370m 地理院地図読み)キロ程:3132mを降りれば直ぐにかぐらエリア内の和田小屋到着。
背負っていた荷物は和田小屋内の地下室にデポ出来ます。カメラだけを背負って出発。

*かぐらエリア
霧の中、かぐら第1高速リフト(標高1680m 地理院地図読み、キロ程:1200m)を降り、
かぐら第5ロマンスリフト (キロ程:670m)にてスキー場トップ標高1845m。神楽ヶ峰(標高2029m)の東側斜面の林間エキスパートコースに到着。
バックカントリーに人気のKG-1のゲートは視界不良の為に閉鎖でした。
だからと言って、リフト降り場直下の深いネットフェンスを掻い潜ってコース外に出るのは頂けません。視界不良でKG-1が閉鎖なんですから。パトロールの方の目線が追っていましたよ。

kaguraP4010376Asmall.jpgKG-1ゲート。本日、悪天候・視界不良または雪崩発生の危険性があるため閉鎖いたします


さて、こぶ斜面を滑り行くとネットフェンスの終わる所がある。ここから先は林間をどう滑ろうとリフト乗場に戻れる地形位置なのでしょう。
林間をちょいと滑ってみれば、木立に衝突しないよう林間を滑るのが新鮮な感覚。エキスパート向けですねぇ。
かぐらエリアの魅力の片鱗を感じた所であります。

kaguraP4010382Asmall.jpg樹霜が付いた


kaguraP4010390Asmall.jpg


kaguraP4010385Asmall.jpg林間エキスパートコースのダケカンバ


*田代エリア
みつまた、かぐらエリアを滑ったら続いて田代エリアも滑ってみたいもの。
田代湖(標高1300m 地理院地図読み)を眺めながら滑って行く。ここの田代湖を造るカッサダムは信濃川水系カッサ川(勝沢川)に建設されたダムで石積みが印象的な高さ90メートルのロックフィルダムです。
kaguraP4010399Asmall.jpg
昼食はアリエスカ。うーん懐かしいと思う人は多いのでは?
みつまたエリア、かぐらエリア、そして田代エリアと"かぐらスキー場"は広いですなぁ。

*和田小屋
一通り滑走した後、今晩お世話になる和田小屋さんに戻りましょう。
スキー場の営業が終われば圧雪車がゲレンデ整備に向う。夜間と早朝の2回ゲレンデ整備するそうだ。
和田小屋宿泊者は翌日早朝の1st track滑走を楽しめるのです。

さて、和田小屋さんの食事は美味しい。米が特に旨い!と思ったのです。
熱いお風呂もあるし、小屋内も暖かい。
服装はモンベルのジオラインを着ていれば、後はトレーナーだけで十分暖かいでしょう。
就寝は山小屋の掟のとおり雑魚寝ですが、一人一畳は最低限確保されるのでラクです。
明日の1st trackを楽しみにして就寝。


カメラのお供はTG-2でした。

雪原カーニバル~なかさと清津スキー場 2016/3/12 [新潟]

●雪原カーニバルなかさと~なかさと清津スキー場 2016/3/12
新潟県は十日町市の"なかさと清津スキー場"。初めて行くスキー場だ。スキーと当日開催のイベントの"雪原カーニバル"を楽しむ。
スキー場は"サクッと新雪、北斜面だから最高の雪質★"が売りの土日限定営業ローカルなスキー場。
nkP3120155small.jpg雪だるまがお迎え
【目的地】
なかさと清津スキー場(旧上越国際清津スキー場)
新潟県十日町市市之越卯1077

【天候】
積雪:100cm
雪質:ザラ雪
天候:晴れ/曇/雪

高温推移で融けて氷った雪のベースに新雪が淡雪のように乗った状態。早朝は足に応えたが、昼になれば柔らかくなっていった。
(対照的に上越国際は融雪でブッシュだらけだったらしい。)
nkP3120166smal.jpg前夜の新雪で霧氷が付く

*リフト
平成9年9月設置の1.5kmの高速クワッドリフト1本で運行し4コースに展開する。他に2本のリフトがあったが休止状態(恐らく廃止)。
当日、雪原カーニバルのイベントがあったにも拘らずリフト待ち無しが嬉しい。
コースは中級斜面主体で滑走者が少ない為、深い弧のカービングも安心して出来る(もちろん前後左右の安全を確認した上だが)。
nkP3120188small.jpg此処は上越国際の飛び地のようなスキー場

*リフト料金
リフト1日券は3,500円(大人)だが、十日町市観光協会HPの"なかさと清津スキー場"のページを印刷して提示すれば2,000円で一日券の購入が出来るお財布に優しいスキー場。
半面、土日限定営業など台所事情の苦しさを伺わせるが、これからも頑張って欲しいスキー場だ。

*これは勘弁
上越のスキー場は標高が低いためか杉の木が多い。信州のカラマツ、シラビソ、シラカバ、ダケカンバの木に慣れた目には違和感を感じる。
ここのスキー場も杉の木だらけだ。
訪れた季節は3月の中旬だが、高温推移の為に恐れていた事が起きた。
杉花粉だ。
杉の木が花粉で黄色く一触即発の状態~。涙流しての滑走である。
nkP3120175small.jpg杉の花粉が飛びませんように

*雪原カーニバル
朝からサッカーやらスノーチューブ等々で楽しんでいましたね。
この日のリフト営業は16時で終了。18時からのスノーキャンドルの点灯までの間、休憩してその時を待つ事に。
16時からはスキー場に広がり設置されたキャンドルの点灯が始まる。少しずつ広がるキャンドルの灯りが圧巻だ。
電飾とは違う暖かみのある灯が良い。
松明滑走と共に花火が打ち上れば、只々見入るばかり。良き処だった。
nkP3120201small.jpgキャンドル点灯作業中

nkP3120206small.jpg

nkP3120222small.jpgキャンドル点灯が終われば松明滑走と花火

nkP3120245small.jpg

nkP3120250small.jpg3・11の"大きな地震が起きませんように"のメッセージが泣かせるじゃないか。"あの日を忘れない"ようにしよう。

nkP3120257small.jpg

名残惜しいが今宵の宿に向かう事にする。

お供は
広角担当 ; olympus TG-2
でした。